仲間と非日常の空間にエスケープ。突然、そんな機会をもらえることになったら、みんなは誰とどんな場所に行って、どんな時間を過ごしますか? 気の置けない仲間と日常の喧騒から抜け出して、気ままに過ごす貴重な時間と体験。今年の夏、そんな贅沢な時を過ごした3組のエスケープストーリー。第3回目は太賀の登場です。
photo:Shunsuke Shiga
styling:Yasuka Lee
model:Taiga , Ryuju Kobayashi , Shugo Nagashima , Yasuka Lee
special thanks : Kenro Takeuchi
ドラマから映画、舞台まで。幅広いフィールドにおいて、話題作に立て続けに出演を果たし、ネクストジェネレーションの筆頭株として大きな注目を集める、俳優の太賀。多忙を極める彼が希望した日常からのエスケープは、温もり溢れるハンドメイドのキャンプだった。気心知れた仲間とのんびり過ごしたサマートリップに密着。
現在、出演のオファーが絶えず届き、息つく暇もないほど多忙を極めているという太賀。そんなハードスケジュールをこなす彼は、普段一体どんな風にリフレッシュする時間を取り入れてるのだろうか。
「正直、今は休む間もなく働いてますね(笑)。でもこの状況はとても有り難いことだし、今はがんがん仕事をしてとにかく頑張るときだと自分でも思っているんです。もともと1回緩めると元に戻すのに時間がかかるし、オンオフの切り替えもあまりない人間なんです。だから仕事をしながらその合間で、ふとリフレッシュする時間を自然と現場でも取り入れているんだと思います。今日は待ちに待った、久しぶりの友達同士でのキャンプ。いつにもなく朝からずっとリラックスしっぱなしですね(笑)」。
川原でビールを飲んでくつろぐ。火を起こすための薪を割る。寝床となるテントを自分で組み立てる。キャンプに来れば当たり前の何気ない時間に思えるが、そんな瞬間すべてが贅沢な日常からエスケープになる。
「今は自分の生活の中に俳優という仕事が入り過ぎてしまってる部分があるんです。だから、もう少し家族や友達と過ごす時間、そういった自分の生活自体も大事にしていくのが今後の目標ですね。その生活の延長線上にある俳優という仕事に、そういう自分の時間も活かせるようになりたいと最近は思っています。だから今日みたいに仲間と過ごす時間は、特に大切にしていきたいんです」。
同じ俳優として活躍する小林竜樹と永嶋柊吾、スタイリストのYASUKA。みな同じ業界で働く同志でありながら、10代の頃から付き合いもある友人同士。明るい時間からコロナを片手に、仕事の話から昔話まで話題も尽きることはない。
少しずつ日が暮れてきたら、まずは焚き火。用意していた薪を集めて真っ暗になる前に火を起こし始める。同時に夕食の準備もスタートだ。ちなみに本日のメインディッシュとなるピザは、生地から仕込んでじっくり仕上げる。
「もともと僕はすごく個人主義な人間だし、1人で旅に出てゆっくり時間を過ごすことも好き。だから、普段から大人数で集まってワイワイ遊ぶっていうより、気心知れた3、4人で飲みにいってじっくり時間を過ごす方が好きなんです。なので、今日のメンバーみたいに昔から付き合いがあって、それこそ良い意味で気遣いすることもなく、自分の好きなように時間を過ごすことができる友達がすごく貴重だと思っています。大好きなやつらと大自然の中でお酒飲んで、ご飯食べて。こんなに贅沢な時間はないし、今日はすごく気持ちいいですね」。
忙しいからこそ実感できる休みの有り難さ。さらに、それが相互的に良い影響を与え合うという好循環。日常的にハードスケジュールをこなす太賀だからこそ、たまの友人とのリラックスした瞬間の大切さを、人一倍噛みしめることができるのかもしれない。
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