FASHION

洒脱者のアウター選びから探るこの冬のスタイル レオ・フィッツパトリック

新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。

『KIDS/キッズ』の描写みたいに自分のスタイルに素直でいたい

「デニムジャケットって、アメリカを代表するスタイルのひとつだと思う。だけど、人によってカスタムしたり、高級なものを選んだり、そこにはやっぱり個性が出るよね」。そう言ってレオが袖を通したのは、自身の初出演作の未公開カットのプリントや、バッジなどでアレンジがなされた「Levi’s®」のカスタム。20年前の劇中の少年たちと同じく、「BEN DAVIS」のワークシャツを着た彼には、そんな普遍的なアイテムがよく似合う。「ラリーは当時Tシャツをよく着ていたけど、それはきっと若いヤツらとのコミュニケーションツールだったんだと思う。だからこのジャケットも、ラリーが見たらきっと喜んでくれるんじゃないかな」。
photo:Tetsuo Kashiwada(KiKi) text:Rui Konno

Credit:JOURNAL STANDARD × LARRY CLARKのデニムジャケット 2万4000円(JOURNAL STANDARD表参道)、Carharttのパンツ、No Brandのニットキャップ(ともに本人私物)

Name レオ・フィッツパトリック Job 俳優/アートキュレーター

Profile:1978年生まれ。趣味のスケートボードがきっかけでフォトグラファー、ラリー・クラークと出会い、彼の初監督作品『KIDS/キッズ』に出演し、俳優業をスタート。以降今日まで、ユースカルチャーを象徴する存在として知られ、現在はアートキュレーターとしても活動している。

▼詳しくは、

JOURNAL STANDARD 表参道
渋谷区神宮前6-7-1
03・6418・7961

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