新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。
何も考えずにドサっと着れるコート。それはずっと変わらないです(山岸)
公私ともに付き合いの深い3名が集まったのは、様々なブランドの営業を行う、戸村さんが代表を務める「1729 Agency」の事務所前。一貫したスタイルを貫く「BED j.w. FORD」の山岸さんと「sulvam」の藤田さんに秋冬のアウター事情を聞くと。「ダウンとかは着なくて、いつも身を包み込むようなボリュームあるオーバーコートを着ています」(藤田)。「僕もライダースか、何も考えずにドサっと着れるコート。それはずっと変わらないです」(山岸)。一方、戸村さんは、懐かしの「Johnny Blaze」を今の文脈で着こなしていた。3者3様のスタイルから見てもわかるように、やはりファッションは奥深い。
photo:Yuichi Akagi(eight peace) text:Maruro Yamashita