LIFESTYLE
5講 恋人はサンタクロースならぬ風俗嬢
今までこの連載を読んできて、「何だかやること多いなあ」「ハードル高いなあ」と思ったキミ。
最短コースを教えよう!
1番手っ取り早いのは、海外旅行して風俗で場慣れすることだ。
風俗で女性と会い、SEXする。これで一瞬にして、英語の会話からSEXまでのすべてを経験できてしまうのである。
ちなみに俺の場合、風俗嬢に好かれることも多かった。たぶん風俗って、女性の方はビジネスとして捉えているはずだ。そこで俺は、「あとで食事行こうよ」とか「一緒に遊ぼうよ」とか言ってしまうんだけど、彼女たちはあまりそういう声をかけられたことがないんじゃないのかな? 俺はビジネスではなく、普通にレディとして見るし、それが良かったのかもしれない。実際、そこから付き合いが始まるような女性も出てきたしね。
ちなみに、俺の頼りない友達、後輩は風俗での振る舞いが下手で、カモられたり、ボラれたりするヤツもけっこういたな。
例えば、男友達何人かでロンドンに行ったとき。1番ギラついてた友達がある晩、ソーホーで良い店があるからみんなで行こうと言い張った。ストリップクラブらしく、何でも、前の日に下見をしてお気に入りの女性もいたから、店のクオリティは保証すると言う。そこまで言うのならと行ったところ、どうも店の雰囲気がおかしい。席について、女性が隣に着いて、ドリンクをオーダーしようってなったときに、俺はメニューを見せろと言った。メニューに書かれたドリンクを見ると1杯何万円もするのだ。すぐに店を出たから被害は少なかったものの(それでもひとり何万円も取られた)、ひどい経験をさせられた。
でも、そういう目に遭った理由はただひとつ。
空気を読まないで、自分のことしか考えていないから。
そう。ヤツらはギラついて、やりたい気持ちばかりが先立っていたのだ。
「先勃つ不幸をお許しください」。
そんな言い訳では女性はついてこない。空気を読むっていうのはマナーなのに。日本人であれば、日本人同士でわかる空気があるだろう。でも外人女性と一緒のときは自分からアンテナを立てないとわからないこともけっこうあるのだ。
風俗でも重要なのは、ただSEXだけしていたらダメだっていうこと。女性をレディとしてちゃんと扱い、コミュニケーションを楽しんで、SEXを愛のあるものにして、SEXのあとも会話を続けること。
風俗に行っても、レディファースト。ジェントルマンを通すこと。
ギラつくとやっぱり嫌がられるし、足下も見られる。
風俗に行っても、そのときだけは“彼女”っていうタッチで接してあげる。もちろん向こうは金しか見ていないんだろうけれどね。それでもそのあと、風俗嬢と仕事抜きで会う仲になることもちょくちょくあったよ。
ちなみに、俺たちの間で最高とされている風俗はドイツにある「FKK」だ。「FKK」は郊外にある一軒家やお城がまるごと風俗になっている建物で、客はロッカールームでガウンに着替え、シャワーを浴びて、スパやロビーで風俗嬢に声を掛けてプレイルームに直行、というスタイルで遊ぶ。ここには何十人、いや何百人もの女性、しかも各国から来た美女たちが揃っている。いろんな国のいろんなタイプの女性とも遊べるので、最短コースの中でも特にオススメである。
海外旅行して風俗で場離れする。そこから日本語を話せる外人女性を見つけて付き合う。それが”外専”最短コースだ。
“習うより慣れよ”だ。
- ▼BOOK information
『LOVE YOU BUT FUCK YOU -外人女性♡交際マニュアル-』
価格:1800円
発売元:トランスワールドジャパン
☎03・5774・8599
www.transworldjapan.co.jp
- ジーコ藤壺 profile
横浜生まれ、渋谷区育ち。外人女性好きはだいたい友達。小学校5年生で外人女性と付き合いたいと思い、独学で英語を勉強。これまでに音楽、イベント、出版、広告など、様々な職に就く。ロサンゼルスに住んだ経験もあるが、基本は東京在住で、付き合った女性の出身国は30カ国に及ぶ。