昆虫食の「ANTCICADA」がコオロギを原料にしたクラフトビール「コオロギビール」の瓶ビールを発売開始。5月23日~クラウドファンディングにて先行販売実施中。

昆虫食の魅力を探究する『ANTCICADA(アントシカダ)』(代表・「地球少年」篠原祐太)が、コオロギを原材料に使用した「コオロギビール / Cricket Dark Ale」の瓶ビールの販売を開始。この地球はまだまだ未発掘の味覚の宝庫。ぜひ一緒に、食の歴史に新たな1ページを刻んでみては?


ローストしたフタホシコオロギとモルト、どちらも香ばしい

 

コオロギビールとは
「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造した黒ビール。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出した。

原料には「太陽グリーンエナジ―株式会社」(埼玉県比企郡)のフタホシコオロギを使用。室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられてる。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えた、安心安全なコオロギを使用。

コーヒー、カカオ、強く焦がしたキャラメル、カモミールのような香りが先行し、口に含むとスタウトらしい苦味とコク、キャラメルの香り。苦味とうま味の余韻が長く続くようだ。

 

クリーミーな口当たり、重厚感のあるコオロギの味わい

 

また、飼育中のコオロギに、ビール作りで残るビール粕を与えてみたところ、彼らの食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたため、「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用したロスの少ないビールの開発にも取り組んでいる