日本文化に受け継がれる「茶室」に宿るもてなしの精神に発想を得た T-HOUSE New Balanceが7月17日にオープンした。空間は、川越に残されていた築 122 年の日本の伝統的な蔵(くら)を移動し、鉄骨の新しい建築の中に組み直し収めて活用されている。建物の一角には「TOKYO DESIGN STUDIO(東京デザインスタジオ)」を併設。古くからものづくりの街として栄えた日本橋浜町にふさわしいクリエーションが生まれる場(=スタジオ)だ。
日本文化に受け継がれる「茶室」に宿るもてなしの精神に発想を得た T-HOUSE New Balanceが7月17日にオープンした。空間は、川越に残されていた築 122 年の日本の伝統的な蔵(くら)を移動し、鉄骨の新しい建築の中に組み直し収めて活用されている。建物の一角には「TOKYO DESIGN STUDIO(東京デザインスタジオ)」を併設。古くからものづくりの街として栄えた日本橋浜町にふさわしいクリエーションが生まれる場(=スタジオ)だ。
ここでは、New Balance のグローバルコラボレーションや、TOKYO DESIGN STUDIO New Balance など、最新のテクノロジーやコンセプトが加わった特別な商品に加え、T-HOUSE New Balanceでしか購入できないオリジナルプロダクトを多数展開する。なかでも注目は、クラフトマンシップを体現する最も大切なモノづくりの背景である「Made in USA」「Made in UK」に続き、新しく「Made in Japan」が加わったことだろう。それがM1300 オリジナル発売35 周年New Balance M1300JPJだ。ニューバランスとグローバル・パートナーシップを結んでいる M.lab(ミムラボ)の工房で、普段はアスリートに向けたパフォーマンス・ランニングシューズを製造している職人たちが、フルハンドメイドで縫製、レザーシューズ本来のクラシックな製造工程で製作している。
ほか陶芸家・高田志保さんとT-HOUSE New Balanceのコラボによる「CERAMICS」や、静岡県藤枝に100 年続く茶農家で、東京・蔵前に店を構える日本茶ブランド「NAKAMURA」と T-HOUSE New Balance のコラボレーションによるストアオリジナル「MATCHA STICK & POUCH SET」、TOKYO DESIGN STUDIO New Balance(東京デザインスタジオ ニューバランス)と、ヨーロッパと日本を中心に活躍するロンドン在住のイラストレーター、秋山貴世さんとのコラボレーションによるTシャツ、TDSブランド初となるシンプルでスタンダードなデザインのソックスなど、プレゼントしても喜ばれるニューバランスならではのセンスの良さが感じるアイテムばかりだ。
また、フリーマガジンNOT FAR(ノットファー)も発刊。TOKYO DESIGN STUDIO New Balance のチームがクリエイションを行うに際し、共感や歓喜を受けた素晴らしいモノやコトを、第三者の視点を通じて編集されたコンテンツが楽しめる。このフリーマガジンは、T-HOUSE New Balance ほか、NADiff a/p/a/r/t、Bookshop TOTO、ユトレヒト、文喫 六本木など一部の書店でも配布されている。
さらに毎月新しいテーマで、さまざまな分野で活躍するアーティストやクリエイターとのインスタレーションなども開催するので、定期的にチェックしたいところだ。デートでもひとりでも気軽にその美意識に触れることができる「東京の新名所」になるのは間違いない。
– TOKYO DESIGN STUDIO New Balance のフットウェア•アパレル・アクセサリーの販売
– TOKYO DESIGN STUDIO New Balance コラボレーションのフットウェア•アパレル・アクセサリーの販売
– New Balance(Global Collaboration)のフットウェア・アパレル・アクセサリー(セレクト)の販売
– T-HOUSE New Balance のストアオリジナルプロダクトの販売
– さまざまなジャンルで活躍するアーティストやクリエイターとコラボレーションしたインスタレーションやワークショップの開催
■ 店舗名:T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)
■ 住所:東京都中央区日本橋浜町 3-9-2
■ 電話:03-6231-1991
■ 営業時間:月・火 11:00 – 14:00, 15:00 – 19:00 /金・土・日 11:00 – 19:00 ■ 定休日:水、木
■ お買い物の際の注意事項
– クレジットカードを含む各種キャッシュレス決済のみ対応(現金決済不可)
– ショッピングバッグ有料
– お客様およびスタッフの安全を最優先に考え、新型コロナウィルスの感染拡大への抑制と予防の為、混雑状況により入場を制限させていただく場合がございます。予めご了承ください。
T-HOUSE New Balance の最新情報は Instagram でお伝えしています。
@newbalance_t_house #newbalance_t_house
New Balance による伝統と文化の継承とは、時代とともに常に新鮮な解釈を行い、新たな表現を用いてその伝統と文化を生活の中に生かし人々と共有し続けることです。それを、これまでのプロダクトという形でのアウトプットに加えて、より幅広い表現方法で、そこだからこそ生まれるストーリーを紡ぎ発信する場所をつくりたいと考えました。それが T-HOUSE New Balanceです。T-HOUSE New Balance の意匠監修および内装設計は、建築家・長坂常氏に依頼。築 120 年を超える日本の伝統的な蔵を移動し、新しい建築内に組み直した空間には伝統と今が融合しています。一本一本の木に重ねられた時間や職人技に魅了されますが、長坂氏から伝えられたアイデアは、「伝統的な蔵をきれいに 保存するのではなく、新しい機能と価値を与えて使う」というもので、まさに New Balance の思想と一致しました。現代の視点で機能を加えることで、T-HOUSE New Balance として新たな役割を持った蔵。それは蔵とは思えないほど 柔軟性を持つ空間で、ショップとして、またある時は空間全体で表現をするギャラリーやワークショップなども行う イベントスペースとして、国内外から訪れるゲストの方々に常にユニークな発信を続ける場所となります。
設計 : 長坂常 / スキーマ建築計画
長坂 常 スキーマ建築代表。1998 年東京藝術大学卒業後に スタジオを立ち上げ、現在は千駄ヶ谷にオフィスを構える。 家具から建築、町づくりまでスケール様々、ジャンルも幅広く 手掛ける。どのサイズにおいても 1/1 を意識し、素材から 探究し設計を行い、国内外で活動の場を広げる。既存の環境の 中から新しい価値を見出し「引き算」「知の更新」「見えない開発」 など独特な考え方で、建築家像を打ち立てる。代表作に BLUE BOTTLE COFFEE / 桑原商店 / HAY TOKYO など。
マサチューセッツ州・ボストンに本社を置くニューバランスは「責任あるリーダーシップを明確にし、アスリートが誇りを 持って身に付け、社員が誇りを持って世に送り、コミュニティが誇りを持って受け入れることのできる、グローバルブランド 確立」を企業のミッションとして掲げている。1906 年にアーチサポートインソールや扁平足などを治す矯正靴のメーカーとして 誕生したニューバランスは、アスレチックブランドのリーディングカンパニーとして、現在はランニングはじめ、ライフスタイル、 テニス、ベースボール、フットボールのためのフットウェアとアパレルを展開している。
TOKYO DESIGN STUDIO New Balance ブランドコンセプト
TOKYO DESIGN STUDIO New Balance は、米ボストンに拠点を置くニューバランスが、日本との長年にわたる関わりの中から 生まれ、アメリカと日本のメンバーからなるデザインチームが開発を手がける新たなブランドです。日本ならではの巧みな 職人技や感性を通じて、真や質を追い求め、デザインとイノベーションを押し進めたプロダクトを展開しています。
TOKYO DESIGN STUDIO New Balance ブランドヒストリー
2012 年に東京デザインスタジオ(TDS)設立、2014 年後半から TDS が手がけたアイテムをグローバルインラインの一部として 展開を始めました。数々のモデルを開発した後、2018 年秋から” TOKYO DESIGN STUDIO New Balance” というブランドとして、 既存の New Balance 製品とは異なる独自のブランディングでのローンチをスタート。2020 年 7 月17 日「T-HOUSE New Balance」 内にスタジオをオープン。