日本のイラスト表現をベースに可愛いさと恐ろしさと孤独が同居する世界を表現する画家 下田ひかりの個展を『BOOKMARC』にて開催!最新モノグラフ『The Art of Hikari Shimoda』も発売!

ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア『BOOKMARC(ブックマーク)』にて、日本独自のイラスト表現をベースに、可愛いさと恐ろしさ、そして孤独が同居する世界を展開する画家、下田ひかりの個展を開催。そしてこの度、豪BLUE ANGEL GALLERYより最新モノグラフ『The Art of Hikari Shimoda』も上梓。 BOOKMARCでは特別にサイン本の販売。

 

■店頭以外の販売方法
・7/2(金)PM12:00 より、お電話、メールによる販売も承ります。
– TEL:BOOKMARC 03-5412-0351(受付時間:12:00-19:30)
– E-mail:events_jp@marcjacobs.com
・送料、決済手数料お客様負担となります。地域別・国別で料金は変動致しますので予めご了承ください。
・決済・発送代行:メグミオギタギャラリー

 

■Show Statement
私は今まで、自分の制作の目的は「世界を翻訳すること」だと自負して活動をしてきました。
しかしながら、身の回りに起こった事や私自身の問題から、今回は自分自身の感傷的な気持ちについての作品制作をする事になりました。
それは私のスタンスとしては主観的にすぎる部分がありますが、仕方がありません。作品を作る事は誰かの為である以前に私の人生そのものだからです。今でこそ自分のために描くべきだと感じました。

パンデミック以降、世界中で死はより身近な存在となりました。
私もそれは例外ではなく、昨年友人を亡くしました。
私の心身の不調も重なり、大きな悲しみ、喪失感、苦しみが私の心を襲い、それは以前より私が抱えていた「死にたさ」にも大きく影響しました。
生きている事の苦しみと無力感、無意味さ、生きにくさ、孤独感。
それらは元々私が抱えていたもので、おそらく無くならないでしょう。離れられない友人のように、私は死にたさと共に生きていくのです。