”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。会社が第2の我が家な猛者が跋扈する編集部にもたまには”#fucking friday”じゃない金曜がありますが、まぁ野郎のハッピーなエピソードで賄えるのは特殊な人の需要のみ。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。正直言ってうら若き女性の性事情を知りたいと言うゲス極まりない目的もナイわけではありませんが、どんな男性が女子に人気があるのか調査するという崇高な目的もそれなりにあるのでぜひぜひお読みください!
年齢:30歳 職業:看護師
出没エリア:六本木、西麻布、銀座
プロフィール:世田谷区在住。ヒュー・ジャックマンみたいなイイカラダの優しそうな人がモロにタイプ
―――新年だけど、というか新年だからこそ、話してスッキリして頂いていいですか?
そうですね。じゃあ去年最後にあった、ワンナイト的なやつ。
―――舞台はどこでしょう?
六本木のR2です。わりと外人が多いラウンジバーっていうかサパークラブ? 大人の社交場? みたいな雰囲気だったんですけど、そこに女友達と夜中に行ってみたんです。私が、音楽の趣味とかが合う外人の友達ほしいなー、英語勉強したいなー、って彼女に話してたら、夜遊び慣れてる子だったんで、バーとかクラブみたいな場所で出会う方がネットの出会い系や友達募集より健全じゃないかと。
―――確かに。てことは相手は外人?
そうなんですよー。ごめんなさーい。warpの方に外人以外の話しにてって言われてたんですけど。そんなに豊富に思い出なくて…。
―――warp編集部の発注(笑)。わかるけどしょうがない、無視しましょ。その外人がそんなつもりじゃなかったえりかちゃんを言葉巧みに…っていうやつ教えてください。
言葉巧み感はありましたね。英語でしたけど。で、その外国の方なんですけど、バーカウンターで横に並んでて目があったんですよ。清潔感のある人で、さりげなく笑いかけられました。で、次の瞬間“Could I buy you a drink?” って言われて、それくらいの英語ならわかるんで、「はい」みたいな。なんかその聞き方も紳士な感じがしたんです。「飲もうよ~」とかじゃなくて。英語だからよく聞こえたのかな?
―――やばい、既に外人ならではの微笑みと英語な時点で日本の男子たちに参考にならない予感…。でも、その「僕に奢らせてくれる?」みたいな丁寧な聞き方と清潔感が良かったんだよね?
そうそう。それで、奢ってもらったんで話してたら、彼はイギリス人で、金融関係の仕事をしてました。日本には出張で来てるって言われたので、「いつまでいるの?」みたいな会話をしてたんです。そしたら「パレスホテルに泊まってるんだ」って言われて、心の中で、「え!まじ?私も泊まってみたい!」ってちょっと思ったんです(笑)。
―――ステータスか!!!
いや、まあ、そうといえばそう。だから、そこから色々自分の中で自問自答したんですよ。顔は別にかっこいわけじゃないし、タイプでもなかったんで、私はこの人と一夜を共にできるのかと。身長は175cmちょいって感じで、わりとがっしりしたいいカラダで、外資系金融の人らしい清潔感がある割に、足元がスニーカーっていうところはイイな、と思ったり、ちょっとフロアを歩き回ったりもしたんですけど、ヤラシイボディータッチもなく。でも段差とかドアの前とかで背中に手を添えてさりげなく触れてくるところとかも良かったんです。
―――パレスに行きたい自分を許したいもんね(笑)。
(笑)で、そんな自問自答してる間に彼が奢ってくれるお酒も進み、2時前にはだいぶ酔っ払っちゃってたんです。そしたら彼は「お腹空かない?」って言い出して、「よかったら友達も一緒に出て何か食べようよ」って言ってきたんです。
―――その「お腹空いたから出よう」ってやつ先週の子も言われてた!
ま、お腹空いてるならしょうがないし、だいぶ奢ってもらっちゃったんで、私も一緒に出るつもりでフロアの別の場所にいた友達に声かけたんです。けど、彼女は久しぶりに会った友達と話し込んでたみたいで、残るから先に出てていいよって言われて、結局2人で出たんですよ。
―――それでご飯は食べたの?
六本木通りに出たんですけど、うるさい酔っ払いがいっぱいいて、絡んできそうで嫌だなって思ってたら、それを察して彼が「あの人たちに巻き込まれると面倒だからタクシー乗ろう」みたいなことを多分言ったんだと思います。それでタクシーに乗って、結局ホテルまで向かっちゃいました。
―――英国人の紳士な計らい…風なお持ち帰り。酔っ払いがいなかったらどうやってタクシーに乗せるつもりだったんだろう。でも、そもそもパレス行きたかったんだもんね。もうこの人とはそうなっちゃってもいいやって?
そうですね(笑)。終始ホントにジェントルマンだったし、こういう人ってベッドでどんな感じなんだろう、そもそも外国人としたことないしっていう好奇心もあり…。もしかしたら紳士だから求めてこないかもしいれないけど、それはそれでパレスに泊まれるからいいや、と。
―――お酒たくさん奢ってクラブから連れ出してホテルまで持ち帰ってセックスしないって、それは相当な変態ですよ逆に。
ですね。結局、お腹空いてるっていう設定はそのままなので、ルームサービスを頼んだんですよ。サラダとピラフだったかな。で、あのルームサービスのワゴンがカラカラ~って運ばれてきて、またちょっと感動したんですけど。結局食べず。
―――パレスホテルでわざわざルームサービスをオーダーしといて食べないとは! なんてカップルだ。
(笑)。係りの人が部屋を出て行ったら彼が明かりを結構暗くして、私は窓際に居たんですけど、外から見えちゃいますよーっていう位置にいるのに抱き寄せられて「来てくれてありがとう」って言われてキスされたんです。
―――あぁぁぁぁぁぁ~、じゃあしょうがないわ。
で、映画か!みたいに抱きあげられてめちゃくちゃ広いベッドに着地したので、もう身を委ねました。パレスホテルの洗礼だと思って。
―――パレスは別にそんな洗礼準備してないから(笑)! で、洗礼は?
良かったんです!何言ってるかわかんない瞬間もあったんですけど、ベッドでも紳士でした。いや、勇者かな?
―――知らんわ(笑)。
まあそれで、次の日は朝日が差し込むバスルームを堪能させてもらって、仕事に行かなきゃいけなかったんでそこでバイバイでした。連絡先も交換したんですけど結局それっきり。
―――勇者、きっとビジネスクラスで帰ったんだろうね。
まいどおなじみイラストのお時間ですよ~。今回は外人デス。彼らはなんつーか服シンプルですよね。冬でも薄着だし……寒くないんすか!?
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総評:良かったってつまり大きかったってこと※ゲス顔で(warpweb編)
何が英国紳士だ、どうせ彼らは日本人なんて島国の○○や○○○○(※○はwarpwebのゆるい倫理観でもはばかられる言葉が入ります)くらいにしか思ってませんよ!!!!! ……とまぁ、ジェントリーに対する醜い嫉妬は置いといて真面目に考えてみると、クラブからのぉ~~メシってのがよろしいのではないかと。今回は高級ホテルというプレミア感もありましたが、即ホテルじゃないあたりに女性は安心感を覚えるんです……多分。これならまぁ懐がさびしい人でも応用が利きますし。でもその店選びなんかでも品定めされちゃうんだろうなぁ……。