CULTURE
■販売作品
Banksy(バンクシー)”Sale Ends (v.2)”
販売開始:7月29日(水)12時(正午)〜
<作品情報>
・タイトル Sale Ends (v.2)
・アーティスト Banksy(バンクシー)
・制作年 2006年
・出品元 Private Collection
・来歴 POW(Pictures on Walls、バンクシーが自身の作品販売を当時行っていたストア)より海外コレクターが直接購入、日本人コレクター(現所有者)
<販売情報>
・購入価格 10,000円~
・販売方式 先着順
・販売ページ https://and-art.jp/works/13
※作家や作品に関する詳細情報はサービスページ内にて提供中。
無料会員登録でアートオークション市場における落札実績データも確認可能。
■本作の魅力
本作は、2006年にLAで開催され、ハリウッドスターやセレブが集まり話題となり(会場に訪れたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのマネージャーは、その後バンクシーのマネージャーになったというエピソードも)、バンクシーのアメリカでの人気に火をつけた個展「Barely Legal」(意味:かろうじて合法)のために製作された。その後、2017年12月にバンクシーが自身のシルクスクリーン作品を発売していたオンラインギャラリーとも言える存在であったPOWこと「Pictures on Walls」を閉店。2003年のオープンから15年にわたり営業してきたPOWの閉店前に、約11年間販売せずにいた本シルクスクリーン作品をPOW最後を飾る記念作品として抽選で発売(限定500部)。バンクシーのアーティスト活動を語る上で重要な存在であるPOWのエンディングを飾り、一つの節目となった作品とも言える。作品タイトルおよび作品内のフレーズ「Sale Ends Today」(販売は今日で終わり)や、その看板にすがる人々の様子に、バンクシー特有の風刺要素も感じられる。
本作は、バンクシー本人のサインつきであることだけでなく、バンクシーが自身の作品の販売や真贋鑑定を行うために設立した機関「ペストコントロール」による証明書つきの真作。バンクシーのプリント作品の中でも大変人気が高い。シルクスクリーンの刷りが生々しく、作品状態も非常に良い一作。
■アーティストプロフィール
Banksy(バンクシー)
名前や姿を一切明かさず、世界各地のストリートにグラフィティを描いたり、自作を美術館に無断展示する覆面アーティスト。1990年頃からイギリスのストリートで活動を始め、2005年のMoMAや大英博物館に無許可で自身の作品を展示するパフォーマンスで世界的に話題になる。現代社会や政治を風刺するダークユーモア溢れるステンシル絵画は、落書きでありながら非常に多くの人に愛されている。政治的メッセージを含む作品が多く、世界各地にゲリラ的に出没して作品を残している。日本では2019年に東京都・港区の防潮堤にバンクシーの作品と思われるネズミの絵が発見され、騒動になったのも記憶に新しい。高額で売買される現代アートの世界には一貫して批判的な態度を取っているが、皮肉にも近年バンクシーの作品価格は急騰している。2018年の「シュレッダー事件」では自身の作品が落札された瞬間に作品がシュレッダーにかけられるという衝撃的な報道で世界を騒がせた。これを機にバンクシーの名は普段アートに関わらない層にも広く知られ、21世紀前半のアート界のスターとしての地位を不動のものとし、2019年には大型作品が約13億円で高額落札され、自身のオークションレコードを更新した。
■注文方法
ANDART(https://and-art.jp/)へ会員登録後、サービスページ内で購入可能。
①ANDARTにログイン
②注文したい作品の作品ページ内でオーナー権の購入数量を選択
③お支払い方法(クレジットカードまたは銀行振込)を選択
④購入内容と支払金額を最終確認して注文を確定
⑤お支払い完了後、オーナー確定
■1万円分のオーナー権購入から楽しめる優待について
ANDARTでは保有するオーナー権の枠数に応じて異なる優待が提供される。全オーナーに提供される優待の一例として、『デジタル証明書』の発行が特徴的。保有する作品とともに、自分で設定した名前を表示することのできるデジタルオーナー証明書は、作品のオーナーであることを証明する機能となっている。SNSでもシェアすることが可能で、本サービスの会員以外の方も自分が共同保有しているアート作品を見ることができる。
作品ビューイングイベントへの参加やオーナー名の掲載などその他優待も含めて、オーナーとしてこれまでとは違うアートとの関係性を楽しんで頂くことで、アートをコレクションしていく楽しみをANDARTを通じて感じてほしい。
- ■ANDARTとは
ANDART(アンドアート)は、高額な有名アート作品や大型作品でも1万円から共同保有できる日本初の会員権プラットフォーム。”作品オーナー(会員権購入者)”は同伴者との贅沢な鑑賞機会を得られたり、デジタル証明書を通して自分の名前が作品と共に刻まれ、オンライン上でコレクションを楽しんだりなど「オーナー」というこれまでと違う立場で気軽にアートコレクター体験ができる。今後は会員間オーナー権取引の機能もリリース予定とのこと。ANDARTは2019年6月のβ版リリース以降11作品の販売を行い(本作を以て12作品目)、会員数は4,000名を突破し、合計取扱高は累計1.3億円を突破した。
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