2022.3.12 (SAT) - 27 (SUN) 12:00 - 19:00 at elephant STUDIO 1,2F
2022 年 3月12日(土)~27日(日)の期間中、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」所属作家および取扱作家によるグループ展「THE WATOWA GALLERY」を、東京・渋谷のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催
WATOWA GALLERYは、約2年前より活動を開始し、昨年度からは日本国内における“この時代のアート文脈”を世界のマーケットに接続するため、作家のマネージメントをスタートしました。現在、所属および取扱作家を中心とした、様々な企画展を順次開催しています。本展では、ヒロ杉山、かせきさいだぁ、榎本マリコ、 SNEAKERWOLF、藤元明、 buggyの6名を抜粋し、グループショーとして展示・販売。社会派、ヒップホップ、 POP、ストリート、ファッションと、幅広い文脈で活動する作家たちの作品から、日本の現代アートの可能性を示します。 WATOWA GALLERY所属作家達が描く“日本の今”を、是非チェックしてみては。
STATEMENT from WATOWA GALLERY
WATOWA GALLERYはコロナ禍に活動をスタートし、もうすぐ2年になろうとしてます。ファッション、アート、ライフスタイル、ツーリズム、フード、カルチャーの領域でクリエイティブ・コミュニケーションを行ってきたWATOWA INC.だからこそ感じる日本のこの時代のアーティスト達を、世界のアートマーケットに接続すべく、昨年度から作家のマネージメントも少しずつスタートしました。
所属作家でありラッパーでもある”かせきさいだぁ”は、共同保有のアートのプラットフォームであるSTRAYMにて、 4枚のモナリザ”FOUR MONALISA”を発表し、公表した約30%の権利を全て完売いたしました。
今回はその4枚のモナリザの実物をご覧いただけるとともに、この展覧会が終わった後に、追加の共同保有権利20%を販売いたします。リアルのアートがあってこそのNFTであり、誰かとその価値について共感できるからこそ共同保有の意味があると思うので、この価値を共感していただくために展示いたします。
また、榎本マリコは、近年油画に取り組んでおり、その最新作である3連の1作品を、本展覧会にてNFTとして発表します。ヒロ杉山は、誰もが知る絵画やアイコンを塗りつぶすからこそ、ブラックの中にあるタッチや思想に深くアクセスを促す作品群・ブラックシリーズと、アーカイブ展でも発表していたシルバーシリーズを、 buggyとSNEAKERWOLFは新作と旧作を織り交ぜた、代表作を展示します。
藤元明は、人が入ることができない、むしろ入ろうとしない、ゴミ山となってしまった、サンクチュアリとも言える海岸に、時には泳いで、時には崖から降り立ち製作します。昨年WATOWA GALLERYで発表した、海ゴミをテーマにしたソロエキシビジョン”海ゴミのあと”の最新作と、彼のスタイルとして、世の中の”アイダ”を見つけて制作する作品たちから抜粋し展示します。
WATOWA GALLERYも、アーティストたちも、この時代だからこそ、日本で生きてきたからこそ感じ取った現代思想、思考を作品として描き込み、エキシビジョンとして発表しています。今回の、社会派、ヒップホップ、 POP、ストリート、ファッション、の新たな日本文脈の幅に、是非触れてみていただきたい。
WATOWA GALLERY 代表 小松隆宏