オーバーグラウンドからアンダーグラウンドまで、ストリートで活躍する、ありとあらゆるキーパーソンたちとつくるYouTubeチャンネル『INSPIRATION CULT MEDIA』主催のLive収録パーティー“THE WALKERS Supported by JOHNNIE WALKER”が東京・渋谷を象徴するクラブ『SOUND MUSEUM VISION』にて開催。光が届きづらい日々の真っ只中にこそ、TOKYOカルチャーが新たな歩みを始める。LIVE STAGEを務めるHIP HOPアーティストAKLOのスタジオを訪ねて、カルチャーシーンへの想い、その懐の奥にあるマインドとインスピレーションの偉大さを見つめ直す。
AKLO:黒人に対するコンプレックスがめちゃくちゃあったの。HIP HOPが好きだから憧れがすごくて。元々ラッパーになりたくてRapを始めていたけど、途中で「黒人じゃないと最終的に辿り着かないんじゃね?」みたいな壁を感じてしまって。それでオレはアメリカのHIP HOPシーンに携わりたいと思って裏方を目指したんです。ニューヨークのエンジニアの学校に行きながら、ハーレムってところに住んでいて、自宅でスタジオをやっていたんですよ。そこに来るラッパーを格安でレコーディングしてあげていたんだけど、オレがエンジニアとして直したりしながら「リズム感悪いなコイツ」とか「音痴だな」とか。色々直していく役割なんですけど。そうしていくと、「オレの方が上手い!」みたいな。オレの中のコンプレックスって結局、人種じゃないんだなっていうことは向こうの若い子たちをレコーディングしながら思っていましたね。自分でネガティブになっていたことに気づかされて、エンジニアとしてじゃなくてオレの方が上手いんだし、日本語ラップに貢献する活動をしなきゃダメだなっていう決断に達して帰国したのがきっかけかな。
AKLO:もう本当に好きすぎて裏方を目指したっていう。だからオレは今も自分でレコーディングするし、それが当然なんだけど。
AKLO:SPARK!
自分の中での閃きみたいな時もそうだし、イキイキして「ヤベエ!!」ってなる瞬間。それを出来るだけ多く人生で味わいたくて、そのために、オレにはいつも音楽が役に立ってくれますね。だからライムを思いついて、ヤバい自分に驚くみたいな。「それキテるよ!」ってオレしかいないのに(笑)。そういう気持ちってすごく良くない?これが味わえるから自分の人生のSPARKっていう感じかな。そこはオレの幸せの定義でもあって、出来ない時は不幸せですね。
AKLO:そういう時期があったね。「もうダメだ。一生何も思いつかねぇかも」みたいなネガティビティなんだけど。でも、それを何度も繰り返してクリアしてきて、今は自分の中の解決方法があるから、スランプにはそんなに陥らないんですけどね。
AKLO:オレは失敗作を作るっていう作業をする。「失敗作を作るぞ!」という感じで、良い作品を作ろうとするから詰まるから「じゃあ、自分の中でダサい曲ってどういう曲?」って、逆に自分に聞くけど「そこがクリアになったらカッコいい曲が作れんじゃね。」みたいな感じでダサい曲を作るっていうことをします。そうしたら何か見えてくる。先に影を作る感じ。
AKLO:それはやっぱりキツいんだけど、最初の頃にZORNと一緒にやろうとしていたライブを中止にして、それは自分が独立してからの大きな勝負だったし。どういう対応をしてもらえるとかとか何も決まってなくてすごく不安で、そういう始まりだった。それから色んなライブがキャンセルになったりしていく中で、自分も意識はすごく高めて一年以上ライブをしないで自粛していたんだけど、呼ばれて出演したらそこでも問題があったりして。コロナ運は全員がないんだけど、その中でも自分としては特にないなって思っていて、今も本当に実現できるかは分からないけどライブのオファーが来たら受けるスタンスです。
AKLO:オレの親父が「アーティストはクリエイティブだからこそ、こういう時に面白いことをやらないとダメなんじゃない?」みたいな感じで、そういうこと滅多に言わない人なんだけど。それで配信ライブをこのスタジオからやったんですよ。それがすごく好評で、面白いなって思っていたんですよね。自分の中では配信ライブって生放送で見てもらいたくて、そうしたらその場で、皆んなで共有している感じが出るじゃないですか?アーカイブを残さないって自分のルールが決められるし、続けていきたかったんだけど、残念なことにそれを録音してアップする人が現れちゃって、それだと意図していたことじゃないから、それがデジタルタトゥーとしてこの世の中に残ってしまうと考えると、「一生残るじゃん」みたいなバイブスになるから、緊張感が増しちゃうんですよね。もっと気楽に、ライブってその場の空気でその場の発想でSPARK!したものが良いところなんだけど。
AKLO:何より『VISION』っていう場所が自分の中では衝撃的なハコだったから、そこがなくなるということがすごくショックで、前回ライブした時が最後だろうなと思っていたんだけど、ラッキーなことに今回呼んでもらえて、もう一回ライブが出来るという嬉しさと感謝の気持ちがすごくありますね。最近はライブハウスでのデイイベントが多かったから、ナイトタイムでのクラブでのライブはすごくレアで、これはコロナは関係なく。そういう意味でも、すごく久しぶりのパーティーな雰囲気で、しかもICMと一緒だからすごく東京を感じつつのパーティーは楽しみ!ゲストでNORIKIYOくんと一緒に演るのも久しぶりなので、ちょっと渋い感じで魅せられたらなと思っています。
AKLO:NORIKIYOくんとは『百千万』っていう曲はやりたくて、あとは自分的にはいつも演らないような曲を…『Roller Coaster』って新しい曲を演れるのはやっぱり楽しみだな。初なので!ライブだと良さが伝わるかなと思っています。
AKLO:映像に残るということで緊張感はちょっとあるんですけど、会場の雰囲気を録音するような感じで、あまりカメラを意識せず会場にフォーカスして演りたいですね。なので、会場をROCK出来ればなと!
巧みに言葉を操り、唯一無二の存在感を示すアーティスト。2012年デビュー作『THE PACKAGE』がiTunes総合チャートで初登場1位を獲得。2ndアルバム『The Arrival』がヒップホップ/ラップ部門年間最優秀アルバムを受賞するなど高い評価を集める。ドラマ主題歌担当、テレビ出演のほか、大谷翔平選手の入場曲であるALIの楽曲に客演参加するなど、さまざまな活躍を見せている。
【HP】www.aklo.jp
【IG ACCOUNT】@aklovision
生き方そのものが大切になる、これからのために。
オーバーグラウンドからアンダーグラウンドまで
ストリートで活躍する、ありとあらゆるキーパーソンたちとつくる番組。
【HP】http://inspirationcultmedia.com/
【YouTube】www.youtube.com/c/INSPIRATIONCULTMEDIA/
【IG ACCOUNT】@inspirationcultmedia
THE WALKERS Supported by JOHNNIE WALKER
http://www.inspirationcultmedia.com/johnniewalker
巧みに言葉を操り、唯一無二の存在感を示すAKLOをはじめ、ICMとつながりの深いアーティストが出演するLive収録パーティー“THE WALKERS Supported by JOHNNIE WALKER”開催!カルチャーを愛するすべての人に一夜限りのライブイベントのリアリティを贈ります!!
AKLOがNORIKIYOをBIG Guestに迎えて登場!クリエイター集団OILWORKSからはOlive Oilが、JAMBO LACQUER、SNEEEZEと参戦。さらに、変幻自在のオルタナティブヒップホップバンドunderslowjams。孤高のタップダンサーGunjo Kuboによるショーケース、アーティスト・ユニットMESのアートパフォーマンス、「Bar werk」からGenta Naritaによるジョニーウォーカーを使用したスペシャルドリンクメニューなどなど、VISIONをステージにしたミュージックプログラム「DOG HOUSE STUDIO」収録の模様をリアルに体感してほしい。
さらにカルチャーを愛するすべての人へ。
“THE WALKERS”のストーリーを繋ぎ、YouTubeスペシャルコンテンツを順次公開。
過去から現在、未来へとつながる環を、この時、この瞬間に共有しよう。
2022.4.23(Sat) 22:00 ~ 5:00
at SOUND MUSEUM VISION
東京都渋谷区道玄坂2丁目10-7 新大宗ビル B1
DOOR ¥3,500 / ADV ¥2,000
LIVE STAGE
AKLO
GUEST:NORIKIYO
LIVE STAGE
OLIVE OIL
FEAT. JAMBO LACQUER / SNEEEZE
LIVE STAGE
underslowjams
TAP DANCE
GUNJO KUBO
ART PERFORMANCE
MES
DRINK
GENTA NARITA
DRINK MENU
JOHNNIE HIGHBALL
JOHNNIE VANILLA HIGHBALL MADE BY GENTA NARITA