多彩な顔を持つ音楽プロデューサー/アーティスト・井出靖が自身の体験を書き下ろした"自伝本"の出版を記念して、牧村憲一、近藤雅信を招いた鼎談イベントを「BOOKMARC」にて開催!
ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア「BOOKMARC(ブックマーク)」にて、 多彩な顔を持つ音楽プロデューサー/アーティスト・井出靖氏が実際に見て体験してきた東京の景色を、 約5年に渡り断続的にメモを取りながら、 全て書き下ろした”自伝本”の出版を記念して、 牧村憲一氏(音楽プロデューサー)、 近藤雅信氏(マネージャー兼プロデューサー)を招いた貴重な鼎談イベントを開催します。 皆様のご来店お待ちしております。
井出靖『Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで』出版記念特別鼎談
■ゲスト:牧村憲一、近藤雅信
■日時:2023年1月20日(金)19:00~
場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
■商品情報
Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで
著者:井出 靖
販売価格:¥3,300- (税込)
装丁:382ページ / 四六判
デザイン 小野英作 / 編集 辛島いづみ(川勝プロダクション)
発行者 井出 靖 / 発行元 Grand Gallery / 発売元 有限会社キング・コブラ
発売日:2023年1月10日
アーティスト、音楽プロデューサー、レーベル・オーナー、店舗オーナー、キュレーター、、、多彩な顔を持つ井出靖。1960年東京生まれ、東京育ち。小学生だった1960年代から40歳を迎える2000年辺りまで、井出が実際に見て体験してきた東京の景色を、約5年に渡り断続的にメモを取りながら、全て書き下ろした”自伝本”が遂に発刊!
トータルで23万pvを越える、井出靖自身が発信しているnoteブログ。一軒家に例えるならば、そのブログが建物の基礎部分にあたり、各部屋の間取り、デコレーションを加筆。noteには掲載していない加筆部分が大半を占める。
東京ローカルならではの、シャイな部分を持ちながら、”個”と”孤”を大切にしながら、道なき道を生きて来た井出が、見て通り過ぎて来た”景色”が書かれています。
写真家の伊島薫、ビジュアル・アーティストのミック・イタヤとの日本初のカセット・マガジンTRAについての鼎談、また音楽プロデューサーの牧村憲一、近藤雅信との30年振りのよもやま話も掲載。
(以下目次より一部抜粋)
・白いバギースーツと熱狂の誕生/オリジナル・ラヴ
・オリジナル・ラヴのデビュー/そしてジャズで踊るムーブメント
・クレモンティーヌのウィスパーヴォイス/夜11時からの打ち合わせが続く超多忙な日々
・日比谷野外音楽堂への想い/1993年6月19日、小沢健二のデビューフリーコンサートを開催
・1980年代末の”あのとき”のこと/ネオアコ、エル・レーベル、そしてロリポップ・ソニックとの出会い
・レコードハンティングの日々/DUB、レゲエ、Pファンクにハマった80年代後半
・マーティンデニーの「新譜」を作る/エキゾチック音楽に魅せられて
・バック・トゥ・エイティーズ/80年代前半、海外アーティストの来日ラッシュと東京ロッカーズ
・僕の音楽体験その1/小学生のときにキャロルを知った
・TRAで働く/トーキョー・ポップカルチャーの渦の中へ
・日本のヒップホップの夜明け/そして深夜テレビ、ラジカル・ガジベリビンバ・システム
・Les Enfants/「21世紀の子供たちに捧げるスタンダード集」を作る
・SEVEN DAYS Part.1/1989年、僕の奇想天外な企画が始まった
・ジャネット・ケイのベスト盤を企画/しかし、お蔵入り、のちリリースされて大ヒットに
・ボニー・ピンクと出会う/浅田香織の才能に驚愕しプロデュース
・憧れのキングストンはハードだった/オーガスタス・パブロは何処へ
・ニューヨーク、ニューヨーク/ジェームス・チャンスとバーニー・ウォーレル
・突然アル・クーパーがやってきた/そしてナナ・ヴァスコンセロス、トム・ヴァーレイン
・ナッシュビルは雪だった/トニー・ジョー・ホワイトとレコーディング
・そして僕は40歳になった/パーティーは続く
本著のタイトルは井出の人生の指針である内田裕也の名曲から。(*刊行にあたり、内田也哉子さん、内田裕也オフィス石山夕佳さんに許諾頂きました。)
■著者プロフィール
井出 靖 Yasushi Ide (プロデューサー/アーティスト)
1960年東京都板橋区出身。80年代、ヤン富田、高木完、いとうせいこう等と共に現在のシーンを形成する音楽的動勢に常に深く関わり、90年代にはORIGINAL LOVEや小沢健二のマネージメント、ボニー・ピンクやクレモンティーヌらのプロデュースも手掛ける。1995年にソロアルバム「LONESOME ECHO」をリリースして以降、アーティストとしても活動を始め、2nd アルバム「PURPLE NOON」は、WARNER MUSIC FRANCEを通してワールド・ワイド・リリースし、国内外で話題となる。現在のクラブシーンにおいても、田中知之(FPM)、KYOTO JAZZ MASSIVE、MONDO GROSSO等と並んで、シーンを支え盛り上げてきた1人といえる。2005年からは音楽レーベル「Grand Gallery」をスタートし、現在まで200を越える作品をリリース。また同名のショップ「Grand Gallery」、アート・ギャラリー「The Beach Gallery」も主宰。その傍ら、自身の所蔵するヴィンテージ・ポスターをまとめた書籍「VINTAGE POSTER SCRAP」、ヴィンテージTシャツをまとめた書籍「VINTAGE MUSIC T-SHIRT SCRAP」も刊行している。2021年にはDon Letts選曲のLate Night Tales『Version Excursion』に日本人として唯一収録される。近年はソロ名義の他、「THE MILLION IMAGE ORCHESTRA」「COSMIC SUITE ENSEMBLE」の名義でバンド形態でも活動を行う。そして2022年6月には、Afrika Bambaataa,Josh Milan,Reck (FRICTION),UAら、国内外の敬愛するアーティストをゲストに迎えた「YASUSHI IDE」名義の最新アルバム「COSMIC SUITE 2~New Beginning」をリリース。MUSIC&ARTを体現した活動を行い続けている。
■鼎談者プロフィール
牧村憲一 Kenichi Makimura (音楽プロデューサー)
1970年代よりシュガー・ベイブ、山下達郎、大貫妙子、竹内まりや、加藤和彦などの制作・宣伝を手掛け、細野晴臣の「ノン・スタンダード・レーベル」にも参加。80年代後半にはフリッパーズ・ギターをプロデュースした。
牧村憲一 Masanobu Kondo (マネージャー兼プロデューサー)
アルファレコードでYMOを、東芝EMIでは小沢健二、オリジナル・ラヴ、RCサクセションなどを手掛け、ワーナーミュージック、ユニバーサルミュージックなどを経て音楽事務所「V4 inc」を設立。現在は岡村靖幸を手掛けている。