今年で5周年を迎える電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」を12月9日(水)~13日(日)の5日間に渡り、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドなフェスティバルとして同時開催。
最先端ライブパフォーマンスを体験できるリアルイベントは12月10日(木)~12日(土)に新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、各日150名の人数限定で「渋谷ストリーム ホール」にて実施。
世界各国の素晴らしいアーティストたちのパフォーマンスをお届けするオンラインイベントは12月9日(水)~13日(日)の5日間に渡って、東京とメキシコシティが中心となって「MUTEKヴァーチャルプラットフォーム」からお届け。
CULTURE
- MUTEKヴァーチャルプラットフォーム US 10$(約 ¥1,050)
MUTEKのヴァーチャルプラットフォームでは、5日間で60以上に及ぶプログラムが公開。
東京とメキシコを中心にMUTEKを開催する世界各都市、ノルウェーのInsomnia FestivalとEkko Festival、韓国のB39/PRECTXEフェスティバルといった国際的パートナーとのコラボレーションによる「ライブパフォーマンス」世界各国の最先端デジタルアート作品を展示するインタラクティブな「ギャラリー」レクチャーやトーク、技術が学べるマスタークラスなどが行われる「Digi Lab」MUTEKのアーカイブ音源をノンストップで公開する「リスニングルーム」すべての体験にアクセスする料金はUS 10$(約¥1,050)です。ここで集められた資金は芸術コミュニティや文化団体などのネットワークを通じて、革新的な創造活動を継続するために使われます。リアルイベントのチケット購入者はオンラインイベントにもアクセス可能です。オンラインチケット購入者は12月31日までアーカイブにいつでもアクセス可能。
MUTEKヴァーチャルプラットフォームは下記よりアクセスください。
https://virtual.mutek.org
出演ラインナップ等は下記にてご確認ください。
https://mutek.org/jp/news/mutek-jp-mx
- オンラインイベント開催概要
「MUTEK.MX + MUTEK.JP online」
日 程:2020年12月9日(水)~13日(日)
会 場:MUTEKヴァーチャルプラットフォーム
料 金:US 10$(約¥1,050)
視聴URL:https://virtual.mutek.org
傀儡神楽 ALTER the android KAGURA [JP], Akiko Yamashita [JP/US], Alba G. Corral [ES], Alex Czetwertynski[US], AMNL Prnt & Valeria Vicente [MX], Andy Martin [MX], Balago [ES], CNDSD & Iván Abreu [MX], Corey Fuller + Break Ensemble × Synichi Yamamoto [US+JP], Daito Manabe [JP], Edgar Mondragón & Erik López[MX], Eiichi Sawado & Akiko Nakayama [JP], Eiko Ishibashi & Jim O’Rourke [JP+US], Elina Waage Mikalsen & Ingrid Kristensen Bjørnaali [NO], Elizabeth Ros [RU], Florence To [UK], Francesco Tristano [LU/ES], hm505 & VJ mentalny je㶊 [US+PL], Isaac Soto & Federico Torres [MX], Jiony & Sabme [MX], Jorge Suaret [MX], Kafuka & Kezzardrix [JP], Kaoru Tanaka [JP], Kyoka & Shohei Fujimoto [JP], Lars Horntveth & The BIT20 Ensemble[NO], Le Fantom Onde [MX], Lucas Gutierrez & Robert Lippok [AR/DE], Mabe Fratti & Milena Pafundi [GT/MX+AR], machìna [KR/JP], Maika Loubté [JP], Marianela Fuentes [MX], marimosphere & galcid [JP],Moonshine [CD/QC+CA/QC], Murcof & Sergi Palau [MX/ES], Nelly-Eve Rajotte [CA/QC], Neutral (Fumitake Tamura & AOKI Takamasa) [JP], Nohbords & AA [MX], Omodaka [JP], Open Reel Ensemble [JP], Pepe Mogt [MX], Porto Porto! [CA/QC], Qoa & Joaquina S. [AR], Sabrina Ratté [CA/QC], Super Heavy Metal [NO],Tacobitch [NO], Takuma Nakata [JP], Taras Mashtalir [RU], Tarta Relena [ES], THINK AND SENSE & IntercityExpress [JP], Transgresorcorruptor & Ken-ichi Kawamura [MX/JP], VAA [MX], Wasted Fates & Future Forward [MX], Xochipeople [RU/MX], Yuri Urano & Manami Sakamoto [JP]カンファレンスプログラム「Digi Lab」は今年完全なヴァーチャル環境で開催。
12月9日(水)のプログラムは、”音楽の進化に向けた考古学的アプローチ”におけるパフォーマティブなプレゼンテーションからスタート。このプレゼンテーションは慶應義塾大学SFCでCompMusic Labを率いるPatrick Savageを中心に行われ、ステージ上では当時の音楽やサウンドをミュージシャンたちが生演奏する。
続いて、ベルリンを拠点に活動する音楽ジャーナリストの浅沼優子、ライター/プロモーター/DJのRomy Matsこと松原裕海、DJでありアクティビストのMari Sakurai、プロデューサーのMars89を招き、”ヨーロッパと日本の音楽カルチャーにおける多様性の再定義”について議論する。
また、株式会社ライゾマティクスを2021年1月末より株式会社アブストラクトエンジンへと新会社設立を発表した、代表取締役の齋藤精一氏による基調講演が決定。モデレーター塚田有那を迎え、アートと社会の関係について考察する。
そして、東京大学の池上高志教授が主宰するカンファレンスALIFEとのコラボレーションセッションを実施。このセッションでは、池上高志教授が、先日開催された第21回MUTEK Montrealに出演したメディアアーティストChris Salter、UCLAデザインメディアアート学科教授のVictoria Vesna、ノルウェー人アーティスト / 音楽家のLars TCF Holdhusを迎え、大きなムーブメントになりつつある”芸術表現のための新たなデバイスとしてのALIFE”について探求する。
12月10日(水)は作品制作の実践的なアプローチに焦点を当て、マスタークラスとワークショップを開催。
まず最初に振付家であり分野横断的なアーティストの梅田宏明が、実験的ダンス、ビジュアルアート、エレクトロニックミュージックの分野を超えた創作プロセスを紹介するマスタークラスを開催。国際交流基金マドリード日本文化センターの支援のもと、MUTEK.ES主催によるバルセロナBAUデザインカレッジとのコラボレーションの一環として実施。
そしてメディアアーティスト/教授/クリエイティブ・コーダーの田所淳によるワークショップ。主に初心者を対象に、ライブコーディングの世界を実践的に紹介。
- リアルイベント開催概要
「MUTEK.JP 2020 [A/Visions]」
日 時:2020年12月10日(木)18:30 開場/19:00開演/21:00終演
会 場:渋谷ストリーム ホール
料 金:4,000円(150名限定)
出 演:傀儡神楽 ALTER the android KAGURA [JP], Corey Fuller + Break Ensemble x Synichi Yamamoto [US+JP]
名 称:MUTEK.JP 2020 [Nocturne 1]
日 時:2020年12月11日(金)18:00 開場/18:30開演/22:30終演
会 場:渋谷ストリーム ホール
料 金:4,000円(150名限定)
出 演:Open Reel Ensemble [JP], Maika Loubté [JP], Daito Manabe [JP], Kyoka & Shohei Fujimoto [JP], Kafuka & Kezzardrix [JP]
名 称:MUTEK.JP 2020 [Nocturne 2]
日 時:2020年12月12日(土)18:00 開場/18:30開演/22:30終演
会 場:渋谷ストリーム ホール
料 金:4,000円(150名限定)
出 演:Eiko Ishibashi & Jim O’Rourke [JP+US], Yuri Urano & Manami Sakamoto [JP], machìna [KR], Eiichi Sawado & Akiko Nakayama [JP], Neutral (Fumitake Tamura & AOKI takamasa) [JP]
チケット購入:https://tokyo.mutek.org/jp/tickets
主 催:一般社団法人MUTEK Japan
特別協賛:東急株式会社
協 力:パナソニック株式会社、株式会社ミクシィ
後 援:渋谷区、ケベック州政府在日事務所、CALQ
オフィシャルサイト: https://tokyo.mutek.org/
- MUTEK とは?
デジタル・クリエイティビティ、電子音楽、オーディオ・ビジュアルアートの創造性の開発、文化芸術活動の普及を目的とした、国際的に名高い芸術文化活動を行う団体。
1999年にカナダ・モントリオールからスタートした”MUTEK“は、文化芸術に関わる才能豊かな人材の発掘・育成をサポートし、常に新しいアイデアやコンテンツの創出支援をコンセプトに掲げ、自由で実験的な表現の場を提供するクリエイティブプラットフォームを構築している。
本拠地のMUTEKでは、世界各地から毎年約3万人以上の来場者がカナダ・モントリオールに訪れ、現在ではモントリオール、メキシコシティー、バルセロナ、ブエノスアイレス、ドバイ、サンフランシスコ、そして東京と、世界7ヶ国で開催される、国際的な大きなフェスティバルへと成長と発展を続けている。日本では、アジア唯一の展開として2016年にMUTEK Japan を設立し、多種多様なプログラムを通じて、様々なアーティスト・クリエーターと交流するクリエイティブ・コミュニティの機会を創出している。