DJジェフ・ミルズ総指揮のワールドプレミアが東京で開催。
ジェフ・ミルズ総指揮 宇宙の神秘に迫る舞台芸術作品のワールドプレミアが東京で開催
COSMIC LAB presents JEFF MILLS『THE TRIP -Enter The Black Hole-』 COSMIC LAB(映像)、戸川純(歌唱)、梅田宏明(振付)、FACETASM 落合宏理(衣装デザイン)が参加
2024 年 4 月 1 日(月)ZEROTOKYO(新宿)二部入替制
世界最高峰の DJ にして、デトロイトテクノのパイオニアであるジェフ・ミルズ。1980 年代よりテクノやミニマルミュージック、近年ではオーケストラなどとの音楽を通じて独自の宇宙観を表現してきた現代アーティスト。
そのジェフ・ミルズが 2024 年に挑む新たな舞台芸術作品とは?
宇宙への旅、未知なるブラックホール、その先にあるものとは?
音楽、映像、歌、ダンスで宇宙の神秘に迫るコズミックオペラの誕生!
2024 年 4 月 1 日(月)に東京・新宿の「ZEROTOKYO」にて、ジェフ・ミルズは日本で最も革新的なビジュアル・チームと評される COSMIC LAB と共同制作によるライブ・オーディオビジュアル作品『THE TRIP -Enter The Black Hole-』のワールドプレミアを開催。
THE TRIP -Enter The Black Hole- 告知映像
https://youtu.be/cfLH5CGwvuw
本公演は音楽、映像、ライティング、そして歌とコンテンポラリーダンス、衣装デザイン、すべてにおいてジェフ・ミルズ総指揮のもと各分野のコラボレーターを迎え入れ、5 つの理論的なシナリオで宇宙の神秘に迫る。
総合演出、脚本、音楽はジェフ・ミルズ。その宇宙観/思考を COSMIC LAB が映像演出で拡張します。また、音楽シーンにおいて圧倒的な存在感を放つ戸川純がシンガーとして参加するほか、コレオグラファー(振付)にはコンテンポラリーダンス~デジタルアートと領域横断的な表現で世界的評価の高い梅田宏明、各出演アーティストの舞台衣装は日本を代表するブランド〈FACETASM〉のデザイナー落合宏理が手がける。
もし私たちがブラックホールの中に入ることができたらどうなるのか? ブラックホールの反対側には何があるのだろうか? ジェフ・ミルズは今回の舞台芸術作品を通して、さまざまな理論的可能性の中で、宇宙とブラックホールの疑問について探究。
これまで誰も体験したことのない聴覚と視覚に訴えかけるパフォーマンスは、ステージ上だけでなく会場全体を宇宙として捉え、観客を音と光の演出で包み込み、ブラックホールへと導きます。DJ でもライブでもなく、ジェフ・ミルズと COSMIC LAB による宇宙を題材とした総合舞台芸術、世界初のコズミックオペラ。
『THE TRIP』は、2008 年にフランス・パリで初めてのパフォーマンスが行われ、日本では 2016 年に東京・浜離宮朝日ホールにて COSMIC LAB の映像演出によって作品が拡張されました。今回はブラックホールをテーマにした全く新しい作品となり、今後数年にわたって進化を遂げる壮大なプロジェクトの始まりとなる。
- 開催概要
「COSMIC LAB presents JEFF MILLS『THE TRIP -Enter The Black Hole-』」
会 場:ZEROTOKYO(新宿)
日 程:2024 年 4 月 1 日(月)
第 1 部公演: 開場 17:30 / 開演 18:30 / 終演 20:00
第 2 部公演: 開場 21:00 / 開演 21:45 / 終演 23:15 ※第 2 部受付は 20:30
出 演:
Sounds: JEFF MILLS
Visuals: C.O.L.O(COSMIC LAB)
Singer: 戸川純
Choreographer: 梅田宏明
Costume Designer: 落合宏理(FACETASM)
Dancer: 中村優希 / 鈴木夢生 / SHIon / 大西優里亜
料 金:
【1 月 26 日(金)発売開始 ※枚数限定】
Early Bird 入場券 7,000 円
スタンディング優先入場券 11,000 円
U25 入場券 6,500 円
【1 月 29 日(月)発売開始 ※枚数限定】
ローチケ先行前売り入場券 9,000 円
【3 月 1 日(金)発売開始】
一般前売り入場券 11,000 円
主 催:COSMIC LAB
企画制作:Axis Records、COSMIC LAB、Underground Gallery、DEGICO/CENTER
プロジェクトパートナーズ(AtoZ):FACETASM、株式会社フェイス・プロパティー、日本アイ・ビー・エム株式会社、一般社団法人ナイトタイム
エコノミー推進協議会、株式会社 TST エンタテイメント
オフィシャルサイト:https://www.thetrip.jp
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THE TRIP -Enter The Black Hole- 告知映像
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国内向けティザームービー(Cosmic Lab YouTube チャンネル)
https://youtu.be/cfLH5CGwvuw
海外向けティザームービー(Axis Records YouTube チャンネル)
https://youtu.be/22HQelKAF0w
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総合演出 / 音楽担当のジェフ・ミルズよりメッセージ
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2009 年の「THE TRIP」開始以来、テクノロジーは大きくエキサイティングに進化し、その結果、没入型パフォーマンスの質は大きく向上した。それにより、より広大なテーマを探求することができるようになった。
次回の THE TRIP 公演では、「ブラックホール」を取り上げる。ブラックホールという現象は、光さえも外に出ることができないほど重力に引っ張られる宇宙空間の場所である。重力が強いのは、物質が小さな空間に押し込められたからだ。これは星が死にかけたときに起こる。
なぜこのテーマなのか:それは、私たちの宇宙は、別の宇宙にあるブラックホールの特異点(シンギュラリティ)から分岐した可能性があるという、心躍る仮説があるからだ。私たちはブラックホールの中に住んでいるわけではないが、私たちの宇宙がブラックホールから生まれた可能性を否定するものでもない。
なぜそれが重要なのか:もしそうなら、時間と空間はブラックホールの物理性に従うことになるからだ。つまり、私たちは常にブラックホールに向かってスパイラルしていることになる。しかし、もし私たちがブラックホールの引力に耐えて、その中に入ることができたらどうなるだろうか?ブラックホールの反対側には何があるのだろうか?
「THE TRIP -Enter The Black Hole-」と題されたマルチ感覚パフォーマンスを通して、ブラックホールに向けての宇宙の旅で何が起こるのか、そのテーマを探求できることをとても楽しみにしている。
– ジェフ・ミルズ
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主催 / 映像演出担当の C.O.L.O(COSMIC LAB)よりメッセージ
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我々は何処から来て、何処に向かって進んでいるのか?
2016 年にジェフ・ミルズと浜離宮朝日ホールに集まった人々との「THE TRIP」を経て、COSMIC LAB のミッションは意識を拡張させること、つまりその為のヴィジュアル空間装置の開発と表現の追及だと確信が深まった。
人の意識を生み出す脳と宇宙の構造は似ているという説がある。もし宇宙が誰かの脳なのであれば、宇宙を探究することは、精神を探究することなのかもしれない。
ニューロンと銀河のアナロジー。意識と宇宙のフラクタル。
今作品は、宇宙の最果てブラックホールへの旅であり、精神の最深部を探究するライブ・エクスパンデッド・シネマである。
8 年の時を経て進化したヴィジュアル装置と最上級の音響設備がインストールされた ZEROTOKYO に、ワールドプレミアとして、一夜限りの総合芸術が出現する。
– C.O.L.O(COSMIC LAB)
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プロフィール
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JEFF MILLS(ジェフ・ミルズ)
1963 年アメリカ、デトロイト市生まれ。現在のエレクトロニック・ミュージックの原点ともいえるジャンル“デトロイト・テクノ”のパイオニア的存在として知られている。代表曲のひとつである「The Bells」は、アナログ・レコードで発表された作品にも関わらず、これまで世界で 50 万枚以上のセールスを記録するテクノ・ミュージックの記念碑的作品となっている。また、音楽のみならず近代アートのコラボレーションも積極的に行っており、フリッツ・ラング監督「メトロポリス(Metropolis)」、「月世界の女(Woman in the Moon)」、バスター・キートン監督「キートンの恋愛三代記(The Three Ages)」などのサイレントムービー作品のために、新たにサウンドトラックを書き下ろし、リアルタイムで音楽と映像をミックスしながら上映するイベント、“シ
ネミックス(Cinemix)”を精力的に行なっている。そしてポンピドーセンター「イタリアフューチャリズム 100周年展」(2008 年)、「Dacer Sa vie」展(2012 年)、ケブランリー博物館「Disapola」(2007)年など、アートインタレーション作品の展示活動といった、数々のアート活動が高く評価され、2007 年にはフランス政府より日本の文化勲章にあたる芸術文化勲章シュヴァリエ(Chevalier des Arts et des Lettres)を授与され、その10 年後となる 2017 年にはフランス政府よりシュヴァリエよりさらに高位なオフィシエの称号を元フランス文化大臣のジャック・ ラングより授与された。日本での活動も多岐に渡り、2013 年、日本科学未来館館のシンボル、地球ディスプレイ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」を取り囲む空間オーバルブリッジで流れる音楽
「インナーコスモス・サウンドトラック」はジェフ・ミルズが作曲。現在もその音楽が使用されている。近年、コロナ禍中に、世界の若手テクノ・アーチスト発掘支援のため The Escape Velocity (エスケープ・ベロシティ)というデジタル配信レーベルを設立。既に 60 作品をリリースしている。
https://www.axisrecords.com/
COSMIC LAB(コズミック・ラブ)
映像作家 C.O.L.O 主宰。可視と不可視が交わるオーディオ・ヴィジュアルの体験を通じて認知の拡張を探求。
視覚情報から意味性を剥離し、光レベルにまで解体してから再構築される光学的現実で、人々の意識と無意識の境界をマッサージする。代表作に総勢 100 名に及ぶ僧侶の声明とプロジェクションマッピングが融合した「高野山 1200 年の光」、∈Y∋(BOREDOMS)を中心に結成したパフォーミングアート「FINALBY( )」、長谷川白紙のライブビジュアル。ポスト XR(拡張現実)をテーマにフィジカルとヴァーチャルの境界が消失する視覚システムを構築し Zepp Shinjuku (TOKYO) / ZEROTOKYO に常設。
https://cosmiclab.jp/
JUN TOGAWA(戸川純)
1961 年、新宿生まれ。歌手・女優。ゲルニカを経てソロ名義で『玉姫様』、『好き好き大好き』、ヤプーズとして『ヤプーズ計画』、『ダイヤル Y を廻せ!』などをリリース。近作は、『ヤプーズの不審な行動 令和元年』。映画『釣りバカ日誌(1~7)』などに出演。『いかしたベイビー』では監督、脚本、主演。舞台に『三人姉妹』、『グッド・デス・バイブレーション考』など。TOTO ウォシュレットの CM 出演も評判を呼んだ。著作に『戸川純の気持ち』、『樹液すする、私は虫の女』、『戸川純全歌詞解説集 疾風怒濤ときどき晴れ』、『ピーポー&メー』『戸川純の人生相談~どうしたらいいかな、純ちゃん~』(山口慎一と共著)などがある。
https://twitter.com/juntogawaoffice
HIROAKI UMEDA(梅田宏明)
振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト。
2002 年より自身の振付作品がパリ・シャイヨー国立劇場など世界各地に招聘され、これまでの公演先は世界40 ヵ国/150 都市以上に上る。ヨーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー、 L.A. Dance Project など世界のカンパニーやフェスティバルから委託され振付作品を提供している。作品では振付、ダンスだけでなくサウンド・映像・照明デザインも手がけ、近年は身体的感覚にフォーカスしたインスタレーションも制作、映像作品は21_21 DESIGH SIGHT や NTT Inter Communication Center [ICC]その他世界各地のフェスティバルで上映されている。2022 年度より 2 年間、横浜赤レンガ倉庫 1 号館の振付家として活動。
http://hiroakiumeda.com
HIROMICHI OCHIAI(落合宏理)
1977 年東京都生まれ。2007 年に自身のブランド「FACETASM(ファセッタズム)」をスタート。2015 年、ジョルジオ・アルマーニが推進する若手支援プロジェクトにおいて、アジアのブランドとして初めて選出され、ミラノでコレクションを発表。2016 年には第三回「LVMH Young Fashion Designers Prize」にて、日本人初のファイナリストに選出される。また「毎日ファッション大賞」では大賞を受賞。同年開催のリオオリンピック・パラリンピック競技大会閉会式「フラッグハンドオーバーセレモニー」では衣装制作を手掛ける。2021 年からはファミリーマートの「Convenience Wear」を手がけるなど、国内外で活躍の場を広げている。
https://www.instagram.com/ochiaihiromichi/