SWIZZ BEATZがキュレーターを務めたBALLY x SHOK-1のコラボレーションを記念し、 日本初となる SHOK-1のギャラリーがBALLY銀座店で開催。
SHOK-1の暗く美しいX線ストリートアートの前を通り過ぎる人と共にとらえた写真として展示されるアートの数々を楽しめる。
10月11日(木)~11月11日(日)の期間限定で開催される”Street X-Rays”と題された展示会では、 ロンドンを中心に彼がストリートアートを描いた地の作品が展示。
SHOK-1は人間の骨盤が描かれた“Elvis”、 “Shaka”と題したハンドジェスチャーを描いた作品、 穴のある胸郭の骨格を描いた“Stolen Heart”などの有名な作品を選びとなった。
BALLY銀座店2階の展示場所は伝統的なホワイトウォールのポップアップギャラリーを彷彿させる。
また、 普段は表に出ることがなく謎に包まれたアーティストである彼が東京に敬意を払い、 日本にちなんだモチーフが題材に日本初のストリートアート作品を渋谷で手がけた。
SHOK-1はギャラリーの特色について「展示される全ての作品は21世紀における健康的な、 もしくは病的な状態を表現した。 」と述べいる。 ロンドンを活動のベースとし応用科学の学位を持つ自身の作品を「ストリートと科学の融合」と言い、 アーティストにとって最も困難な題材の1つといえる、 微妙に重なり合う繊細なディテールのX線をテープやステンシルを使わず、 フリーハンドで描き作り上げている。
80年代初頭に米国で爆発的に広がったストリートカルチャーをヨーロッパでいち早く取り入れ、 世界的に非常に重要なアートムーブメントの土台を築きあげたSHOK-1は、 今や30年を超えるキャリアを通じて、 ストリートアート界で欠かせない存在となっている。
BALLYはスウィズ・ビーツをキュレーターに迎えた「Bally Collective, curated by Swizz Beatz」の一環として、 著名アーティストから新進気鋭のアーティストまで才能ある人々に創作の自由を与える場を遊び心溢れる形で提供するという取り組みを継続してく予定のようだ。