10周年にふさわしい現代アーティストたちの展示会

年をとればとるほど時が経つのは早く感じるが、その時の流れの中で積み重ねて来たものは意外と大きい。「GALLERY TARGET」は、国内外の現代美術作品をセレクトして展示・販売を行う原宿のギャラリー。流行の発信地に位置するギャラリーではこれまでも様々な企画展が行われ、多くの人にストリートアートや現代美術の魅力を発信してきた。そんな同ギャラリーは実は「所有しているウォーホルを並べておけばたくさん売れるだろう」というオーナーの根拠のない考えから設立された。当初はお客さんが全く来ないこともあったそうだが、徐々に人気を集めていき今では東京を代表するギャラリーに成長、今年ついに10周年を迎える。そして、今回それを記念し、NYを拠点に活躍するキュレーターのケン・ミラーのもと、特別な企画展を行う。バリー・マッギー、トーマス・キャンベル、アンドリュー・クォなどのギャラリーに影響を与えたアーティストからマルセロ・ゴメス、ジム・ドレインなど、今後さらに成長が期待できるアーティストまで幅広くオファー。「GALLERY TARGET」の10年間を表すのにふさわしい、錚々たるメンバーによる展示会となっている。展示会初日の10月19日(木)にはケン・ミラーを招いたレセプションが行われるので要チェック。