写真家夫妻エド・テンプルトンとディアナ・テンプルトン初の共作写真集が登場。出版を記念してサイン会を『BOOKMARC』にて開催!
ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストアBOOKMARC(ブックマーク)にて、 アメリカ人プロスケーターでありアーティスト、 フォトグラファーのエド・テンプルトンと、 同じくアメリカ人フォトグラファーのディアナ・テンプルトンの夫妻2人による初の共同写真集の出版を記念してサイン会を開催
『Ed and Deanna Templeton “CONTEMPORARY SUBURBIUM” 発売記念サイン会』
■日時:2018年11月3日(土)17:00 –
■場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
■対象商品:
Ed and Deanna Templeton: CONTEMPORARY SUBURBIUM
判型:ハードカバー + スリップケース / 56ページ / 152 x 203 mm /
limited edition of 2,000 copies / 2017年刊 / NAZRAELI PRESS
販売価格:6,800円(税抜き)
「私たちはこの場所に生まれ、 まるでへりに付着して増殖するフジツボのように都市がその城壁を越え郊外の方へ攻め寄るまで、 都会の影響から逃れて近所の歩道や家の前庭ですくすくと育ち、 そこで与えられたものを最高に活かして生きていた」― エド・テンプルトン
「自分たちが親しみと安心を感じる郊外の住宅地にいる、 ということに気がついた。 真っ暗で人の気配がしない、 似たような形の家が建ち並ぶ団地をぶらつき、 最後には歩道と車道に挟まれた長方形の草地に一緒に横たわり、 日が昇るまで話をしながらじっと星を見上げていた」― ディアナ・テンプルトン
カリフォルニア州オレンジ郡の郊外、 とりわけロサンゼルスを南下した突端にある海辺の町ハンティントンビーチでの暮らしを写した両者の黙想的な記録。 かつてオレンジの木々や石油掘削地、 富裕層の別荘が点在していたこの場所は、 今や観光客に人気のビーチとなり、 古いコテージの数々は背の高い3階建てのモダンな家に立て替えられてしまった。 本書は、 代々保守的なこの地域の人々や不満を抱いている若者たち、 恵まれて(かつあまり恵まれずに)育った面々が、 フェンス、 壁、 そして果てなく続くトラクトハウジング(※註)
地区の向こう側から敢えて外へ出て行く様子を捉えている。 同じ場所で大人になっていく過程を描いた2つの相反する短編小説を読むように、 本書は、 砂埃まみれで日焼けした今なお情熱的な南カルフォルニアの情景と、 経済成長期であった21世紀初頭の現地を伝える。 両作者はそれぞれの写真と言葉を蛇腹折りの製本を存分に生かし、 片側にエド、 もう片面にはディアナの作品をそれぞれレイアウト。 NAZRAELI PRESSから刊行した作品集として、 本書はエド・テンプルトンにとって2冊目、 ディアナ・テンプルトンにおいては初めてとなる一冊。 プラスチックのスリップケース入り。
※註 似たような家が建ち並ぶ郊外の住宅地
■プロフィール:
Ed Templeton (エド・テンプルトン)
マーク・ゴンザレスやトニー・ホークと並び称される最も影響力のあるプロスケーターの1人。
93年にスケートボードカンパニー「TOY MACHINE」 を設立。 90年代以降は写真家/美術家としても活動し、
ビューティフル・ルーザーズ等のストリート・アート・ムーブメントの重要人物。
Deanna Templeton (ディアナ・テンプルトン)
91年にエド・テンプルトンと結婚。 カルフォルニアベースの写真家として2002年から活動を始める。
ZINEなどのインディペンデントな発表の傍ら世界中のギャラリーでのグループ展にも積極的に参加。
アート・ファッション系各誌のシューティングなどでも活躍している。
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