これぞ大人が熱狂するヒップホップ！NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDワンマンライブ「LIVE20」！

昨年、7年ぶりに活動開始したレジェンダリーヒップホップグループ「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロマイクロフォンアンダーグラウンド)」が、去る1月30日(木)、渋谷・TSUTAYA O-EASTでワンマンライブ「LIVE20」を開催した。昨年の「LIVE19」とは趣向を変え、前半はソロ曲やユニット曲が連なるセットリスト。8人それぞれ個性豊かな才能でソロパフォーマンスを繰り広げるなか、シンガー・Tinaも登場。しっとりとしたリリックとサウンドでXBSとの掛け合い「All Day All Night」で華を添える。グループ８人全員が刻む、変わらぬスタイルと深まるスキルを味わえるNITROのステージは、メリーゴーラウンドのように目が離せない楽しさがあり、ソロだけのステージでは味わえない。往年の名曲から10年ぶりのニューリリースとなった「歩くTOKYO」まで畳みかけ、会場に詰めかけた1,300人をピークまで熱狂させた。

S-WORD脱退を発表。2020年は7本マイクで帆を進める。

年齢やキャリアを重ねたレジェンドメンバーならではのスキルの深さと引き出しの多さでオーディエンスを圧倒したNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDだが、「LIVE20」の熱も冷めやらぬなか、メンバーのひとりS-WORDが脱退を発表。今後は7MCで活動を続けて行くこととなるが、メンバーに悲壮感は皆無だ。むしろ、血気盛ん。得手に帆を上げる海賊船のようだ。2月以降は新曲のリリースラッシュや地方都市でのワンマンライブ、フェスへの出演など精力的な活動を予定。7本マイクとして帆を進めるNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの新章は、warpでも追いかけていく。