FASHION

洒脱者のアウター選びから探るこの冬のスタイル 藤井隆行

新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。

重ね着で寒さを凌ぐ、古くさい防寒がしたくなった

夏前に引越しをしたことで、その服装にも変化が現れてきたという藤井さん。「今住んでいる葉山は東京より寒いし、前より歩くことも増えました。だから今年は重ね着で寒さを凌ぐ、古くさい防寒をしようかなって」とその気分の変遷を語る。そこで選んだのが「Patagonia」の傑作フリース、”スナップT”。古着にも造詣の深い彼だが、これは現行品。セーターを思わせる色味と質感が気に入っているそうだ。「最近NYに行く機会が多いんですが、Patagoniaをワンサイズアップで着るのが、昔のNYっぽくて良いなと思ったんです」。ニューアーク空港で買ったというスーベニアキャップと「Timberland」のブーツという東らしいアイテムが、そんな着こなしにはよく似合う。
photo:Shunsuke Shiga text:Rui Konno

Credit: nonnativeのパーカ 2万7000円、パンツ 2万8000円、グローブ 4500円、nonnative × Timberlandのブーツ 3万2000円(すべてvendor)、Patagoniaのジャケット、The Metropolitan Museum of Artのキャップ(ともに本人私物)

Name 藤井隆行 Job nonnative デザイナー

Profile: 1976年生まれ。ショップスタッフなどを経たのち、2001年より「nonnative」にデザイナーとして参加。以降の活躍ぶりは周知のとおり。毎回話題を集めるコラボレーションの新プロジェクトが進行中で、11月末ごろには世に出る予定とのこと。

▼詳しくは、

vendor
目黒区青葉台1-23-14 斎藤ビル 1F
☎03・6452・3072

RELATED POST

LOAD MORE

TOP