FASHION

洒脱者のアウター選びから探るこの冬のスタイル　牧田直樹&KAZU

2017.12.24 UP DATE

新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。

俺たちは、そんなに簡単に変わらないからね（牧田）

東京で「SUNNY C SIDER」を手掛け、怒涛の勢いでファッションシーンを席巻してきた牧田直樹さん。一方、南カリフォルニアのカーディフにてローカルコミュニティに根を張り、ショップ「Resin Craft Shop」を営むKAZUさん。実はこの2人は10代からの付き合い、そして何より一緒にブランドをスタートした同志であり、今では同じ2児の父親でもある。この日はひさびさのKAZUさんの帰国に積もる話しも多いようで、話題も尽きない様子だ。そんな2人のアウター選びといえば、やはりブランドのルーツでもあるカリフォルニアの空気を感じさせる色鮮やかなボアジャケットをチョイス。「これが好きだしやっぱり落ち着く。自分の好みがそんな簡単に変わることはないね（笑）」。そう笑いながら話す2人からは、お互いへの厚い信頼と、簡単にブレることがない強い意志がにじみ出ていた。
photo:Haruki Matsui

Credit（Left）: SUNNY C SIDERのボアフーディジャケット 4万2000円、デニムパンツ 3万3000円（ともにUNITED ARROWS & SONS）、Saint Laurentのサングラス（本人私物）
Credit（Right）: SUNNY C SIDERのナイロンボアジャケット 5万9000円、デニムパンツ 3万7500円（ともにUNITED ARROWS & SONS）

Name KAZU　Job Resin Craft Shop オーナー（Left）: Profile: 南カリフォルニアのサーフシティ、カーディフにて、スタイルショップ「Resin Craft Shop」を営む。現地のローカルサーファーたちからも厚く信頼され、東京と南カリフォルニアの架け橋として精力的に活動している。

Name 牧田直樹　Job SUNNY C SIDER デザイナー（Right）: Profile: 自身が影響を受けてきたカリフォルニアスタイルを、東京のストリートカルチャーとMIXして表現する「SUNNY C SIDER」のデザイナー。KAZUさんとは10代からの付き合いで、現在水面下で様々な新しい動きを企み中。