新たな1着を着るのか、それとも長年愛用している1着を着るのか。ようはその選んだアウターは、この冬のスタイルを象徴するものになる。そこで確固たるスタイルを持つクリエイターたちに聞いた、今着たい1着。
自分の家にはなくて、さらにみんなが着なそうなモノを着たい(古川)
「最近、FILMでばっかり買い物してますね。古着ってシーズンやトレンドがないのでずっと着られるんですよね」(古川)。そう話すようにこの日の服装は、ほぼ「FILM」のアイテムでコーディネート。「普段選ぶ服って、持ってないだろうなってものを買ってるんですけど、今日選んだスポーツジャケットは、部活帰りの人っぽくっていいなって(笑)。みんなあえて選ばなそうだし」(古川)。そんな古川さんに対して島田さんは、古着の「THRASHER」のコーチジャケットをセレクト。「自分のお店に置く服もそうなってしまうんですけど、アメリカ古着が好きなんですよね。このUSA産のジャケットは大切にしているいただきもので、それを近所にあるお気に入りのパン屋さんのワッペンでカスタムした、思い入れのある1着です」(島田)。
photo:Tetsuo Kashiwada(KiKi)