ONE AND ONLY SHOP
欲しいTシャツを探しに、やみくもにお店を回るのもいいんだけど、どうせ買うならそのお店にしか売っていないようなTシャツを見つけたい。そんな自分だけのTシャツを探しているあなたに教えたい、とっておきのショップ。
photo: Shunsuke Shiga text: Rui Konno
欲しいTシャツを探しに、やみくもにお店を回るのもいいんだけど、どうせ買うならそのお店にしか売っていないようなTシャツを見つけたい。そんな自分だけのTシャツを探しているあなたに教えたい、とっておきのショップ。
photo: Shunsuke Shiga text: Rui Konno
ここ日本でも近年加速度的に盛り上がりを見せているスケートシーン。もちろん、東京はそんな流れの筆頭的な都市だ。しかし「Prime」があるのは原宿でも中目黒でもなく、神田という一風変わったエリア。代官山の老舗スケートショップのスタッフを長年務め、独立した2年前に同店を始めた金井さんはその立地についてこう話す。「東東京って滑れるスポットはたくさんあるのに、スケートショップが全然ないことに違和感をもっていたんです」。そして、その取り扱い商品はというと、並み居る人気セレクトショップのバイヤーも足を運ぶほどにエッジが効いたもの。イギリスの「Dover Street Market」でも展開される「CHAOS FISHING CLUB」をはじめ、NYの「Supreme」にも置かれる「ALLTIMERS」など、世界的にも限定された店舗でしか手に入らないブランドが同店では手に入る。プロスケーターでもあるユニット、頭脳兄弟が内装を手掛けた店内にはランプが設けられ、実際に滑ることも可能。窓際に整然と並べられたスケートデッキは、それ自体が巨大なブラインドになっている。ドアノブやスピーカーもデッキを再利用するというこだわりようだ。そんな純度100%のスケートショップが提案するTシャツは、洒落者たちも無視できないほどにクールなものばかりなのだ。
THEORIES OF ATLANTIS_写真左
熱狂的なファンも多いスケートビデオの名作シリーズ、『STATIC』を手掛けたジョシュ・スチュアート。彼が運営するWEBサイトから生まれたこのブランドだけに、人気沸騰は確実か。4500円
GNARHUNTERS_写真右
プロサーファーとしての顔も持つ米国初の女性プロスケーター、エリッサ・スティーマーが、サンフランシスコで始めたサーフブランド。こちらもその両方の要素が込められた1枚。5500円
adidas Skateboarding × HARDIES_写真左
NYでは「Supreme」だけで展開される「HARDIES」というボルトブランドとのコラボレート作。ジェイソン・ディル率いる「FUCKIN’ AWESOME」のライダー、ナケル・スミスが主宰してる注目株だ。4000円
OCTAGON_写真右
アート方面でも高い評価を獲得しているフランスの映像クリエーター集団によるブランド。世界的にも注目を集めている同国のアンダーグラウンドスケートシーン、その象徴的な存在だ。5500円
SNAKES PORNO WHEEL_写真左
プロスケーター、柳町 唯による純国産にこだわった日本のウィールブランド。ウィットに富んだグラフィックはすべて手刷りで、このTシャツはタフなヘビーオンスのボディも魅力的。4600円
PASS-PORT_写真右
オーストラリア発のデッキカンパニー。これまでサーフばかりがフィーチャーされがちだったこの国だが、USやUKを黙らせてしまうほどに高いスケートスキルを備えているのが彼らだ。4500円
Prime
住所:千代田区内神田3-22-6
営業時間:12:00~19:00
☎03・3525・8874
https://prime-skateboard.com/
※本ページは『warp MAGAZINE JAPAN』2017年8-9号に掲載された情報を再編集したものです。