MCM x SAMBYPENを発表
人気のラグジュアリーファッションがグラフィティの世界に
2021年春夏シーズン、ドイツのラグジュアリーライフスタイルブランドMCMは、グラフィティのサブカルチャーコードにインスピレーションを得たMCM x SAMBYPEN Collectionを発表。強烈な遊び心に満ちた美意識から、感情に訴える反逆的なモチーフまで、MCMはこのコレクションでストリートアートとポップアートが共存する制限のない個人主義と不適合性を完璧に表現している。
韓国ソウルを拠点に活躍する新進気鋭のアーティスト@SAMBYPENのデザインによるコレクションはMCMのDNAである動きと自由さを鮮やかで若々しいカラーと自信に満ちた屈託のないモチーフで描き出している。コレクションは、MCMのコアなイコノグラフィーを称えるとともに、彼独特の美学によってブランドのコードを再解釈しています。MCMロゴデザインは、大胆なカラーのグラフィティによるストリートアートを思わせ、その他のモチーフは、3匹の特徴的な動物のキャラクターによってベルリンからソウルに至るブランドの旅を表している。その3匹とは、ミュンヘン ライオンからインスピレーションを得た「Henry the Timid Lion」、ヴィルヘルム2世とドイツのシンボルからインスピレーションを得た「Kaiser the Blunt Puppy」、MCM ラビットとドイツのイースターバニーからインスピレーションを得た「Haru the Wicked Rabbit」。SAMBYPENはカオスと適応との間の緊張感を表現することにより、従来の枠組み破壊し、モダンな表現へと再構築。
「MCM x SAMBYPENのテーマ「メディアは狂気を生む」は、ブランドから現代社会への問いかけている。
「アナログ時代」に育ち、現在は「デジタル時代」に暮らす私たちはカオスと適応の世代です。莫大な量の情報がインターネットやビデオを通じて押し寄せてくる現代社会において、メディアは避けることのできない役割を担っています。私の焦点は以前から一貫して、この時代の流れを観察しながらも、伝統的なイコノグラフィーに対し平然と皮肉たっぷりなデザインを取り入れて、ダイナミックに覆すことにあります。」
– SAMBYPEN(サムバイペン)
ストリートカルチャーとラグジュアリー、構築と脱構築、素材と感情を融合させたアートワークは、 MCMのデジタルトライブの流動性とコントラストを取り入れ、さまざまな形の自己表現から絶え間なく変化する生活まで、コレクションのダイナミックで機能的なデザインを思い描いている。
コバルトブルーは鮮やかでポップな原色の隣に配置され、パステルカラーとアースカラーは大胆なグラフィックと組み合わされて創造性と適合性のカオスを表現。リッチな新しいシルエットのクッション、ラグ、スリッパに加え、インドア・アウトドア用のポロシャツ、カーゴパンツ、ショートパンツも登場。それぞれのルックで、昼から夜、激しいものから脆弱なもの、親密から大胆、ドレスアップからドレスダウンなど、さまざまなコントラストをあわせ持っており、コレクションのアイコンの数々は、MCMのヴィセトスアイテムと並び、ブランドの過去から未来への旅を象徴。
「 MCMは1976年から現在まで、ミュンヘンで始まった旅を続け、ベルリンからソウルに至ります。アートと音楽からテクノロジーと旅行までMCMは常に時代精神(Zeitgeist)の中心に位置し続け、そうして、大胆で自信に満ち、ブランドとして高い志を持って、自由を体現してきました。再創造に目を向けるというユニークな哲学は、機能性と文化が創造性に追従するというMCMのデザインスタイルのインスピレーションとなっています。
MCMとSAMBYPENで共有された信念が、アート、ファッション、エンターテインメントをブレンドし、アンダーグラウンドとラグジュアリーを融合させたコラボレーションプロジェクトを実現させたのです。」
– MCM グローバル クリエイティブ オフィサー、Dirk Schönberger(ダーク・ショーンベルガー)
MCM x SAMBYPENコレクションはブランドのグローバル クリエイティブ プラットフォームにおけるグローバルコラボレーションシリーズであり、無限の自由、コミュニティと遊び心、奇抜性と自発性を象徴し、ウィメンズ、メンズ、ユニセックスのアパレル、バッグ、小物、アクセサリーにて展開。初登場となるこのデザインは、ベルリンのストリートアートと名高いグラフィティシーンを讃え、ソウルの自信に満ちた若者たちと多様性を象徴する独特のレンズを通して再解釈されている。本コレクションは、MCM店舗およびオンラインストアにて2021年4月24日より販売を開始。