ルイ・ヴィトンは非営利団体(RED)による取組みをサポートするため「Louis Vuitton I (RED) トレイナー」のプロトタイプをサザビーズ・オークションへ出品することを発表
このたびルイ・ヴィトンは、非営利団体(RED)──2006年にU2のボノと国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となりエイズ対策に取組むために設立され、現在は新型コロナウイルス対策にも積極的に取組む(RED)との継続的なコラボレーションの最新情報を発表。 (RED)が15周年を迎える今年、ルイ・ヴィトンは「Louis Vuitton I (RED) トレイナー」のプロトタイプのオークションを通して、エイズと新型コロナウイルスという2つの深刻な感染症の世界的大流行との戦いをサポート。
ルイ・ヴィトン メンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー自らの署名が入った本スニーカーは、世界中でたった1足だけの唯一無二のレアアイテムです。サイズは、ルイ・ヴィトンの標準的なプロトタイプのシューズサイズであるメンズサイズ9 UK。プロトタイプでは鮮やかなレッドカラー1色を纏っていたサイドグリッドは、実際の生産開始時には、ヴァージル・アブローによってホワイトに調整した。
このユニークな1足は、 Sothebys.comにて、シングルロットのオンライン・オンリーのオークションで提供されます。入札期間は2月22日(月)-3月4日(木)まで、落札予想価格は30,000-40,000ドルになると見積られている。最低落札価格はなく、売却収益の全額が、グローバルファンドの救命活動を支援するために寄付される。現物は、サザビーズのニューヨークギャラリーに展示され、予約制でプレビューもできる。
ヴァージル・アブローは「デザイナーとして、私は、創造性とデザインを使ってポジティブな変化を起こすことができることを大変誇りに思います。 (RED)とのパートナーシップにより私がデザインした『Louis Vuitton I (RED)トレイナー』スニーカーをサザビーズでオークションにかけるという今回の取組みは、エイズや新型コロナウイルスとの戦いをサポートすることを目的とするものです」と語っている。
(RED)の社長兼最高執行責任者を務めるジェン・ロティートは「ヴァージルのクリエイティブな才能と(RED)の活動への支援は、芸術と慈善活動のコンビネーションが真に大きな影響を与えることができるということを示すものであり、私たちを奮い立たせてくれます。 (RED)は、エイズや新型コロナウイルスとの戦いという使命を支援するという目的へ向けて、ルイ・ヴィトン、ヴァージル・アブロー、そしてサザビーズのチームとのパートナーシップを通して、このエキサイティングなオークションを開催できることを大変光栄に思います」と述べている。
「LVトレイナー」は、ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトン メンズ アーティスティック・ディレクターとして初めて手掛けた2019春夏ショーに登場して以来、現在にいたるまでルイ・ヴィトンを象徴するメンズ・スニーカーとなっている。どことなく懐かしさを感じさせるシルエットに、バスケットボールシューズから着想を得たラインがアクセントとなった「Louis Vuitton I (RED) トレイナー」は、ホワイトのレザーにモノグラム・モチーフをエンボス加工でデザインし、パイピングとディテールに鮮やかなレッドカラーを採用。ソールにあしらわれたモノグラム・フラワーが、デザインのアクセントになっている。イタリア製の「Louis Vuitton I (RED) トレイナー」は、ルイ・ヴィトンのコードを随所に配しながら、 (RED)の個性とパワフルなメッセージが感じられる革新的な1足に仕上がっている。
サザビーズと(RED)は、 2008年以来、話題性の高い画期的なオークションを複数回開催し、エイズ撲滅のために総額約8,000万ドルの資金調達を実現している。