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最近フィルムカメラ専用アカウントを立ち上げるモデルやアーティスト、おしゃれなインスタグラマーなどを見かける機会が多くなった。デジタルの写真をどんなにフィルムっぽく加工しても、やはりあの味わい深い表現を出すのは難しいもの。トレンドセッターとして活躍するSAYAKAさんもフィルムカメラの魅力にどっぷりハマっているおしゃれ女子のひとり。第4回目となる今回の「SAYAKAのワールドトレンドコラム」では、そんなフィルムカメラの入門編や魅力をご紹介。

#フィルムカメラに恋している

新しくフィルムカメラ専用のアカウントを開設するおしゃれ女子にインスタグラムで出会うことが多くなってきました。日常にSNSが欠かせない時代。SNSにアップしたい写真はケータイのカメラやデジカメで、満足のいくまで山ほど撮れる。たくさん撮ってお気に入りの一枚を加工して、SNSにアップするのが女の子にとって普通の流れ。ですが、そんな時代のなか1年ほど前からおしゃれ女子の間で注目を集めているのがフィルムカメラ。

なぜ、今フィルムカメラなのか。

それは、デジタルとは違うアナログの写真の雰囲気が可愛いから、なんかイマドキっぽい。オシャレな気がする……、これが本音なところ。

“ 便利になった時代だからこそ、アナログの良さを再確認できる時代 ” にもなったわけで、しっかりとシャッターを切って、思い出の一枚を撮ってみる。ストリートが大好きなwarpweb読者だからこそ、絶対に味わって欲しいフィルムカメラの魅力をご紹介します。

著名人のフィルムカメラ専用アカウント

ストリートな女子たちが発信するフィルムカメラ専用アカウントで印象的なのが、モデルの大屋夏南さん。彼女の見ている日常がシャッターに切られているのが伝わるアカウントになっています。6月からスタートしたばかりのフィルムカメラ専用アカウントで、デジタルのようにたくさんの更新は難しいかもしれませんが、だからこそ貴重な写真のアップが楽しみです。

モデルのmiuさんは、フィルムカメラならではの雰囲気で四季を感じることができる投稿が魅力。自身のアカウントから発信される、音楽、ファッションとはまた別の表現が味わえます。

何で撮るか

フィルムカメラといっても、種類や金額はさまざま。初心者にオススメなのは、やっぱり『写ルンです』。フィルム内蔵なのでわかりづらいセフィルムセットをしないで、すぐに撮影ができます。次におすすめしたいのは、コンパクトタイプのフィルムカメラ。フィルムをセットすると自動で巻いてくれます。上級者に近づいてきたら、マニュアル撮影ができるフィルムカメラを選択してさらに表現の幅を広げましょう。

フィルム選び

自分でフィルムをセットするタイプの場合、中に入れるフィルムによっても仕上がりや雰囲気が違います！KodakやFujifilmなどメーカーで選んだり、ピンクの色味が撮れるフィルム、海外メーカーをチョイスするのも◎。フィルムの種類が決定したら、IOSを選びます。一般的には400がスタンダードで、ISO100〈低感度フィルム）の方が粒子（写真を構成している粒）が小さく鮮明なのですが、暗くなってしまったり、ブレてしまうリスクも高くなります。

たくさん試して自分の好きな色味や雰囲気など、お気に入りをチェックしておきましょう。代官山にあるT-SITE内の北村写真機店は、フィルムの種類が多いので店員さんと相談しながらフィルムを選ぶことができます。

現像

すべて撮りきったら写真屋さんへ行き現像をします。私はインスタグラムやzineづくりに使用したいので、プリントはしてもらわずデータで受け取るようにしています。

ハマればハマるほど奥の深いフィルムカメラの世界。スマホでたくさんの写真が撮れる今の時代だからこそ、一枚きりしか撮れないフィルムカメラで一つひとつ大切に撮影してみてはいかがでしょうか!?