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【#ff】続・街ゆくあの子の、ソフトピンクな金曜 #008

”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。

エリちゃん(仮名)

年齢:25歳 職業:エディター
出没エリア:渋谷、表参道
プロフィール:住んでいるところは品川区。好きな男性のタイプは男らしい人。顔より雰囲気重視です。とはいえタイプは松田翔太と菅田将暉♡


 

―――エディターさんって初めて!いいねこの緊張感!どこの媒体かはもちろん伏せます(笑)。で、いつのハナシ?

 

2年前とかでもいいですか?大学生時代。イケメンでも自分のタイプでもなかったのになぁ…っていう話でもいいですか?

 

―――そういうのいい!!おねがします!

 

ハイ!同じ大学に行ってた人なんですけど、背も低めのちょっとぽっちゃりしたアメリカ人で、その時34歳くらいかな。もう一回大学通ってるみたいな。テッドの声やってる人にすごい雰囲気似てるんですよ。あの、クマのぬいぐるみの映画。えっと、セス・マクファーレン!学校で見かけたりしてたんですけど、別に仲良いわけでもなく、どんな人かはよく知らなくて。でも、いつも女の子と一緒にいるなぁっていう印象で、別にカッコ良くもないから、ただの友達なのか遊んでる女なのかも謎だったんですけどね。

 

―――女好きの謎の小柄男ってもうテッドじゃん(笑)。しかも23歳くらいのエリちゃんからしたら軽くおっさんだよね。あ、まぁ、お兄さんくらいか(笑)。

 

まぁ、良くいえば(笑)。で、そのテッドと何かのパーティーで会って、軽く“Hi”って挨拶はしたんですけど、あとは名前を教えて学校のこととか軽く話して、以上、って感じだったんですよ。だから特にその後友達づきあいとかもなく。でものその半年後くらいに、突然Facebookで友達申請とメッセージが来て、「覚えてる?」みたいに言われたんです。で、「覚えてるよ~」って言ったら、「今度ご飯いかない?」って。

 

―――半年越しにね~。で、行ったの?

 

はい。変に警戒するのも、私が勝手に意識してるみたいに思われたら嫌だし(笑)、生理的に無理とかじゃなかったから友達になるきっかけとしていいかなと思ってOKしました。

 

―――そうだよね。フレンドリーに誘われたら別に断る理由ナイもんね。

 

そうなんです。で、彼田町に住んでたんですけど、六本木でご飯しようって言われたんです。7時くらいからならOKって言ったら、たらさすがに大人で、ちゃんとお店予約しておいてくれてました。イタリアンだったかな。

 

―――ちゃんとしてるね。

 

そうなんですけど、会ってびっくりしたのが、いきなり花束渡されて(笑)。「え?!何?!」みたいな(笑)。それで、あ、これデートなんだって気づきました。ちょっと引いたけど、嬉しいっちゃ嬉しいし。

 

―――確かに花は嬉しい!でもそのタイミングはちょっとっていうかけっこう引くね(笑)。相手によるけど。まあ、テッドだと思ったらかわいい。

 

ですよね(笑)でもとりあえず予約してくれてるから、レストランに行ってご飯食べたんですよ。話した内容は、お互い大して知らないから自己紹介っていうか、将来のこととか話したりしたんですけど、だいたい聞かれることは全部恋愛のハナシでしたね。「最後にしたのいつ?」とかいうことまで聞かれました。

 

―――下ネタも話してくるのね。もうテッドじゃん。で、楽しかったの?

 

楽しかったです。話がすっごい面白くて。基本英語で話すんですけど、日本語も3割くらいわかるからそれはそれで良かったです。

 

―――具体的にどんな話したの?

 

うーん、なんていうか、「今までどんな人と付き合ったの?」「なんでそこがいいと思ったの?」みたいなことなんですけど、自分でも深く考えてなかったことを考えられたっていうか…。詰めてくるわけじゃなく、私の話にポジティブで面白い返事とか反応をしてくれたんですよね。うまく説明できないですけど、聞き流す感じでも説教する感じでもなく。とりあえずコミュニケーションスキルめっちゃ高い!みたいな。

 

―――なるほどね。そんな能力私も欲しい。それでお酒も進んじゃって?みたいな?

 

そうかも。でも彼は全然飲まないんですよ。私には「遠慮なく好きなもの食べて好きなだけお酒飲みなよ」みたいな感じだったから、私もお言葉に甘えて(笑)。グラス空いたら「何飲む?」とか聞いてきたし。

 

―――ほろ酔いの女の子からしたら、余計頭冴えてる気がしちゃうよね。それでそれで?

 

9時くらいにレストラン出て、「次行く?バーとか」って言われて、私も楽しかったから「うん」って。

 

―――そこでさらに飲んだの?

 

はい、私だけ(笑)。で、小さいテーブル席に向かい合って座ってたんですけど、そこではもう口説きに入ってる感じでずっと手を握られてました(笑)。で、彼はバイクに乗るのが趣味とか言ってて、「いいねーバイク!」って返したら、「ていうか今からバイクでドライブしようよ!」って突然提案されて、もうなんかノリで行くことに。

 

―――すごいね突然。楽しそうだけど。

 

でも私、その日わりとタイトなミニスカート履いてたんです。

 

―――え?じゃあクロッチ丸出しでバイク乗ったの?

 

いや(笑)、バイクも彼の家だし、一旦タクシーで帰ってパンツ貸すって言われたんです。それを口実に家にあげて襲う気??とかも思ったんですけど、全然そんなこともなく、普通にスウェットパンツ貸してくれて、「じゃ、行こう!」みたいな。

 

―――どこ行ったの?

 

お台場です。12時ちょい前くらいであんまり人もいなかったんですけど、公園みたいなところのベンチに座ったら、もう腰に手をまわされてました。

 

―――でもさ、バイク乗ってたら必然的に自分からくっつくからもう抵抗ないでしょ。タンデムマジックだよそれ。

 

そうなんですよ。しかも私はひとりで結構酔っ払ってるじゃないですか。で、「あっち行ってみよー」って立ち上がったら、わたしちょっとよろけちゃったんですね。そしたらすかさずグッて支えられて、そのまま体を引き寄せられてキスされたんです。

 

―――ぴゃー♡。エリちゃんもまぁ都合よくよろけたね(笑)。

 

でしょ(笑)思うツボ。でもやっぱそこでさすがにドキっとしちゃって、そのままずっとチューするみたいな(笑)。

 

―――好きかもとか思ったの?

 

いや、そこまでは。でも私も彼氏いなかったしいいかなと。で、またバイクで彼の家に帰って、一応映画でも見ようかとか言って多分ラブコメみたいなのを再生してたんですけど、実際それどころじゃないですよね。

 

―――でしょうね。

 

テレビの前のソファーからお姫様抱っこされて、ベッドに寝かされて。

 

―――小柄ぼっちゃりでも、お姫様抱っこできる筋肉とか、バイク持ってるとか、なんとか男らしいポイントはあるんだね。しかも話が面白いとか、テッドやるじゃん。

ただ私、持論なんですけど、指のサイズとか形とかと下のモノの雰囲気って比例すると思ってて、テッドの指は肉厚だけど小さかったからちょっと心配だったんですよね。

 

―――あぁ~~~、そこのスペックはどうにもねぇ…。イケメンに生まれるかそうじゃないかと同じくらいのハードルだよね。

 

ですよねぇ。まぁ、しょうがないんですけど、心配通りで…(笑)。でも大人だし、そこを補う技術はあるかもしれないと思ったんですよ。

 

―――コミュニケーションスキルは身につけられたんだからね、そっちもどうにか!ってね。

おなしゃす!ってね(笑)。でもダメでした(笑)。結局その後、2回目のデートはやんわり断って、しれっとFacebookで繋がってる友達程度に。気づいたらアメリカ帰ってました。

 

―――テーーーーーーーーーーーーーーッド!(T∇T)ノ゛

illust:Yuya Hashizume

総評:「逆に聞きたい! バイクみたいな男の子っぽいのって結局どうなの!?」(warpweb編)

アソコが小さくてもまぁ、ベッドまで持ち込むんですから大したもんです。バイク効果!?って気もするんですが、本当のところ女性ってバイクに魅力を感じたりするんですかね。私だって中学の時は『イージー☆ライダー』に憧れて脳内で”ワイルドでいこう!”を再生しながらママチャリの荷台にガッツリ腰を据えたチョッパースタイルで通学したもんですが、一向にモテませんでしたし……。まぁ、バイクのことはさておき、指のサイズでアソコのサイズを予測する女性がいることは分かったので、皆さんも柳龍光ばりに指を鍛えておきましょう。

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