”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。
カレンちゃん(仮名)
年齢:25歳 職業:アパレル店員
出没エリア:渋谷、表参道、青山、中目黒
プロフィール:神奈川県に住んでいます。好きな男性のタイプは面白い人。眉毛が濃い人、笑った顔がくしゃってなる人。有名人で行ったら、サッカー選手の長谷部かな。ノーブラ主義のCカップです。
ーーー いつくらいの話?
あ!いきなり始まるんですね!
ーーー そうよ。歌ってウォーミングアップでもすると思ってた?歌う?
いや、歌はあとでいいです。現在進行形の話でもいいですか?
ーーー え、逆に後で歌うの? 現在進行形いいじゃん!お願いします!
出会いは何ヶ月か前なんですけど、友達グループで恵比寿のBATICAに行ったんですよ。そしたら、そこに3ヶ月くらい前に別れた元彼と、その元彼と友達以上の何かあったでしょ絶対!っていう女の子が2人いて、気まずいしモヤモヤするしで、結構落ちてたんです。その時まだ元彼のことあんまり忘れられてなくて、別れてから初めて顔合わせたし、しかも元彼と疑惑つきの女子が2人もいるって落ちますよね。。。
ーーー おぇ。帰りたいね。私なら帰る。
まあでも友達もいるし、すぐに帰るわけにもいかず。で、その追い討ちというか、自分の立場のリマインダーみたいに、これから話す彼が私を見て、初対面で言った言葉が「〇〇の元カノっしょ?」だったんです。それで超イラっとして、「誰だし」とか思って。特に会話もそこまでせず、適当に流してたんです。
ーーー 第一印象最悪じゃん。デリカシーゼロじゃん。傷口に塩じゃん。
そうなんですよ。その夜はそんな感じで、すれ違ったりする度に「あっ」って言われたんですけど、私はその「あっ」の後に「〇〇の元カノだ」って言われてる気がして、何てウザいやつだと思って終わったんです。でも元彼を含み共通の友達はいっぱいいるから、「またどこかで会うのかな…、チッ」ぐらいな感じで。
ーーー まあそうなるよね~。
それでその数日後に、偶然道端で仲のいい友達に会って、「●●くんのイベントが五反田でやってて、ビールとかタダらしいからよかったらおいでよ」って言われてたんです。で、ビールフリーなら行こうよってことで(笑)、別の友達と一緒に行ったんですね。カフェと服屋みたいな場所だったんですけど、そこで初めて知ったのが、●●くんっていうのがこの前恵比寿で私の傷口に塩を塗ったやつだったっていう事実(笑)。びっくりしたんですけど、向こうから謝ってきて、「この前はごめんね。話しかけるキッカケとかがよくわかんなくて、あれは実は、すごく話しかけたくて言葉が見つからないまま酔った勢いで言っちゃった感じなんだよね。ごめんね」みたいに言われたんです。聞いたら、彼は前からSNSで私のことは知ってて、カワイイって思ってくれてたらしいんですよ。
ーーー やだぁ~♡
(笑)で、周りの友達に「この子カワイイ」って言ってたら、誰かに「この子〇〇の元カノだよ」って言われたらしく、その矢先に恵比寿で私と会ったらしいんです。
ーーー なるほど。タイミング的にその言葉しか出てこなかったんだね。酔っ払いの脳裏には。
おそらく。でまぁ、その日は謝られて終わったんです。私も用事あったから長居せず。でも後日SNSでDMが送られてきて、「来てくれてありがとう」って言われて、私も「こちらこそ~」みたいに返して、それっきりだったんですよ。それから1ヶ月くらい会わなかったんですけど、仲良しの共通が多いから、飲みの席でまた一緒になったんです。「駒沢で飲んでるからおいでよ。●●くんもいるよ」って言われて、「あ、全然いいよ」って言って女友達とその居酒屋に合流したんですね。そこで5人で飲んだんですけど、そこで彼が超オモシロイ奴だってことが判明して、ぜんっぜんイケメンじゃないんですけど、そこがまた面白くて。まじですごい楽しくなっちゃって、ハシゴしようってなったんです。その時間にはもう終電怪しくて、5人のうちのカップルは帰っちゃったんですけど、私と、女友達とその彼で、2軒目に行ったんです。そしたら途中で女友達のほうが、「彼氏が今から家に来るらしいから先に帰るね」って言ってタクシーで帰っちゃったんです(笑)。
ーーー 突然深夜にツーショット。もう終電ないんでしょどーせ。
そうです(笑)。でもしょうがないからしばらく飲んで、そのあとコンビニでワンカンしながら、「どーする(笑)?」ってなって、「私明日仕事だから、少しは寝たいな」って思ってたら、「ヤラシいのなしでさ、ラブホとかじゃなくてビジネスホテルでさくっと寝ない?眠いっしょ?」って言われたんですよ。「なんかもう友達だし、いい奴だしいいか。ヤラシイのなしって言ってるし」と思って、ビジネスホテル案にのったんですよ。近くのビジネスホテル探して、彼が全部払ってくれたんです。で、部屋に入ったらベッドは広いんだけど1個しかなくて(笑)。
ーーー じゃあもうラブホと変わんないじゃん!(笑)枕元にコンドームがないだけだ!
でも明日仕事だし、とにかく寝ようってなったから、広いベッドの端と端で、私は彼に背中向けて寝ようとしたんです。電気も暗くして。そしたら、「腕枕していい?」って言われて(笑)。
ーーー 腕枕を純粋な趣味として下心ナシで行なう男なんて存在しないからね!きっと!絶対!
そうなんですよ、だから、「いやいや、そういうんじゃないじゃん?(笑)」って言ったんですけど、「でもさ、いいじゃん?」って言われて、「はい、じゃあいいですよ」みたいな(笑)。
ーーー そこからは?
そしたら、肩にいっぱいチュッチュチュッチュされて(笑)。ソフトチュッチュ(笑)。
ーーー なんかカワイイ(笑)。
で、そんなにされたら私もちょっと流されてしまうというか…。そんなつもりほんとに無かったんですけど、彼と一緒にいた時間が楽しすぎて、気付いたら全然元彼のこと思い出してなかったんですよね。別れてからデートした人とかもいたんですけど、結局元彼を引きずっちゃって「彼は今何してるのかな」て考えちゃったりしてて上手くいかなかったのに、なんかわかんないけどこの人はいいかなって。
ーーー 心を許して仲良くなりはじめたのもこの夜からだしね。完全に友達として長い付き合いになる前に、気づかぬ間に男を出されてたってことだね。
そうなんですかね(笑)。で、最後までしたんですけど、すごく相性的なものも良くって。それから4日間連続で毎日一緒にいたんですよ。
ーーー 毎日?もう大好きじゃん!
はい(笑)。多分。で、お互い好きな事は認識し合ってるんです。ただ、彼はこの夏からワーホリで1年間カナダに行っちゃうんですよ。向こうも友達に色々相談したらしいんですけど、自分のこと1年待ってとも言えないから、彼は告白とかできないでいるらしいです。でも今は行っちゃう前になるべく会いたいね、みたいな。それと、カナダにも会いに来て欲しいって言われてて、数ヶ月後に行こうかなって思ってます。タイミング悪くて付き合ってないんですけど、今はすごく仲良くしてます♡
ーーー なんだこのキュンキュンした話は!41回やってようやくハッピーなエピソード聞いた気がする!
イラストです!!
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