”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。会社が第2の我が家な猛者が跋扈する編集部にもたまには”#fucking friday”じゃない金曜がありますが、まぁ野郎のハッピーなエピソードで賄えるのは特殊な人の需要のみ。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck　Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。正直言ってうら若き女性の性事情を知りたいと言うゲス極まりない目的もナイわけではありませんが、どんな男性が女子に人気があるのか調査するという崇高な目的もそれなりにあるのでぜひぜひお読みください！

GIRL #34　ゆかりちゃん（仮名）

年齢：21歳　職業：カフェ店員
出没エリア：原宿・渋谷
プロフィール：家は吉祥寺あたりです。好きな男性のタイプは優しい人で、見た目はBIGBANGのメンバーでラッパーのG-Dragonみたいのがイイ。


―――35回を目前に、とうとうwarp編集部はバストの大きさまでさりげなく聞いてこいという（中2から卒業できない男子のアホさ丸出しの）指示をしてきました。“さりげなく”の聞き方は習得してないので練習させてください。ってことで何カップ？

顔が出ないなら大丈夫ですよ。Cカップです。Cの65。

―――あら。ありがとう。アンダーのサイズまで。毎回こんな快諾してくれるといいな。では本題に入りましょう。いつぐらいのお話？

去年の話なんですけど、同じカフェで働いてる仲のいい男の子が、「今渋谷で飲んでるからおいでよ」ってラインしてきたんですね。私は丁度仕事終わったところで、その男の子は他3人の男子と飲んでたんです。4人のうち彼を含む2人は友達で、特に仕事のあと用事もなっかったし、まだ9時前だったから行くことにしたんですね。そこで出会いました。

―――あ、知らない2人のうちの1人だったんだ。

そうです。でも彼女いるみたいだったし、全然タイプじゃなかったので、特に意識してなかったんですよ。でもみんなで飲んでたら超面白い人で、7個くらい年上のアパレル店員なんですけど、お店に韓国人がよく買い物に来るから韓国語をめっちゃ勉強したみたいで、すごい流暢に話せるんですよ。日本人なのに。で、私G-Dragonが好きなんですっごい羨ましくて、「どうやって勉強したの？！」って純粋に興味が湧いたんです。で、「その勉強方法教えて！」ってなって、連絡先も交換して、実際後日一緒に韓国語の教科書とか買いに行って、勉強会したんです。

―――へぇー！色恋でも「芸は身を助ける」わけですね。学びたい外国語知ってるとポイント高いね。そして彼女がいるのは逆に安心する。

そう！彼女いるからそういうつもりじゃないんだろうなと思って。で、それから結構頻繁に会うようになって、カフェとかファミレスで勉強した後に飲みに行くようにもなって、4～5回会ってたかな。でもホントにおもしろい友達としか思ってなかったんです。で、その日は新宿で会ってたんですけど、明日休みだと思って気を抜いてたら私が終電ギリギリの時間になっちゃって、「やばい！ダッシュしたら間に合うかな…」って言ったら、彼の家が新宿だったから「あ、いいよ、うちで寝てっても」っていう感じで、私も、「あ、まじ？じゃあいくわ～」って。

―――家に行ったんだ！

いや、電車で帰らなくていいってことになっちゃったから、また飲み続けたんですよ。で、ふたりで結構ベロベロになって2時過ぎくらいにやっと彼の家に帰りました。一人暮らしの部屋だったんで、ベッドはシングルで、ソファーもなくて、なんかフツーに一緒に寝る感じでした。シャワーに交代で入ってる間に、「適当に映画でも見てて」ってパソコン渡されて、Netflixで適当に動画見てたんですけど、その時に『バーレスク』を発見したんです。で、昔大好きだったのを思い出して、「これ超好きだった！」って言ったら、彼『バーレスク』見たことなかったみたいで。

―――でしょうね。アギレラ主演のガールズ・ミュージカル・サクセスラブストーリー的なやつね。女子とゲイが見る映画だよ。私もオカマと見に行ったわ。

（笑）。でも、「めっちゃ面白いよ」って言ったら「じゃあ見よう」ってことになって『バーレスク』見たんです。で、最初は彼が両手でパソコン支えながら見てたんですけど、だんだん近くなって、最終、彼は左腕で私の肩を抱きながら見てました。で、『バーレスク』にちょっとドキドキするシーンあるじゃないですかアギレラと好きな男の子が…みたいな。

―――あー、男女が高まるシーン的なやつ？

そう、そこで私たちも高まっちゃって（笑）。映画の男の子と同じ感じで彼が首筋に触ってキスしてきて…。その流れで最後まで。