”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。会社が第2の我が家な猛者が跋扈する編集部にもたまには”#fucking friday”じゃない金曜がありますが、まぁ野郎のハッピーなエピソードで賄えるのは特殊な人の需要のみ。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。正直言ってうら若き女性の性事情を知りたいと言うゲス極まりない目的もナイわけではありませんが、どんな男性が女子に人気があるのか調査するという崇高な目的もそれなりにあるのでぜひぜひお読みください!
GIRL #33 サマンサちゃん(仮名)※日本人
年齢:21歳 職業:デザイナー
出没エリア:渋谷区
プロフィール:原宿・渋谷界隈が遊び場。好きな男性は服が似合う体型の人。あと、おしゃれな雰囲気・オーラあればイケメンじゃなくてイイ。むしろ顔の濃いイケメン苦手。でも強いて好きな芸能人を挙げるなら綾野剛がカッコイイです♡(あ、warpの表紙なんですね♡ ♡ ♡)
―――カワイイデザイナーさんが登場です。いつ頃の話?
去年の秋くらいです。彼氏と別れたばっかりで、すごい荒れてたんです私。
―――荒れ狂うデザイナー(笑)。どんな風に荒れてたの?
別れた彼がまだ好きで、でも戻れないから、もう寂しくて、とりあえずいろんな人と遊んでたんです。ワンナイトとかもその頃結構あって、でも彼が頭から離れない……みたいな。
―――おお、しっかり荒れてるね。で、出会いは?
渋谷のカフェです。休みの日で、女友達が、傷心の私をよく行くカフェのランチに誘ってくれたんです。で、彼はそこの店員さんでした。
―――その友達と繋がってる男の子だったの?
いえ、友達ってほどじゃなかったです。普通に私たちの席にお料理運んで来るだけだったんですけど、友達が、「男を忘れるには別の男だよ。だれか身近にいないの?」って言ってきて、とっさに、「じゃあ、あの店員さんみたいな人がいい」って言ったんです。別に顔はイケメンではないんですけど、Tシャツからタトゥーが見えてて、すごい雰囲気のある人でした。接客も感じよかったし。そしたら友達が、「あの人多分スケーターだよ」って教えてくれたんです。で、「スケーターいいじゃん!かっこいい!」って私もややテンションが上がり。
ーーー スケーターってモテるよね。で?声かけたとか?かけられたとか?
いえ、インスタを探しました(笑)。
―――イマドキっぽいね。
カフェでは特に何もせずに出て、プラプラして、夜ごはんで別のお店に入った時に友達が、「あの人気に入ったなら探してみようよ」って言われて、お店の名前とか、タグとかで探せるじゃないですか。で、2人でめっちゃ調べてたら出てきて、「うわ!キターーー!」みたいな。
―――それでどうしたの?
「DMしてみなよ」って言われて、最初は渋ってたんですけど、自暴自棄くらいに荒れてたし、とにかく寂しさを紛らわせたかったんで、とりあえずフォローしてみたんんですね(笑)。そしたら向こうもフォローし返してくれたんで、そこから結局、ガンガン練絡したんです(笑)。カフェのごはんのインスタあげようとしたらタグが出てきて、なんかそこから色々飛んでたらお兄さんのアカウント見つけました、みたいな。それで、「今度あそぼ〜よ」って誘ったらすぐにノってくれました。
―――釣れた(笑)。
で、たまたま1週間後くらいにWOMBのイベントに行く予定だったので、「よかったら来てね」って誘ったんです。そしたら「じゃあ俺もスケーター友達と行こうかな」ってなって、4~5人で現れたんです。そこで、すっごい飲まされて、ベロベロになっちゃったんですけど、私が一緒にいた友達は「下心バレバレじゃん。やめなよそんなに自分を安売りするの〜。しかも全然イケメンじゃないし!!」ってすっごい止めてくれたんですね。
―――えらい! 健全な友達だね。
そうなんですよ。でも、私スケーターと付き合ってみたかったんです(笑)。
―――前にバンドのボーカルと付き合ってみたかったって子いた!それ系か(笑)!
それ系(笑)。で、「一緒に帰ろうよ」って何度も言われて、手とか握ってくるし、腰抱かれるし、向こうもすっごい積極的だったんです。なんですけど、その日はその友達の手前、一旦抑えて、我慢しました。でも、それから毎日ラインして、3日後くらいの夜に、「仕事そろそろ終わるからうちくる?」って言われたんです。
―――夜?
そう!夜です。だから、これ100パーヤるじゃんって思ったんですけど、彼氏もいないし、好きになれるかもしれないし、なによりスケーターだし、と思って、タクシーで行ったんです。
―――行ったんだ!しかもタクシーで。何時頃?
12時前くらい(笑)。それで指定された近くのコンビニで待ってたら、スケボーに乗って現れて、「うわ超カッコイー♡」って思ったんです。家も男の子っぽい感じのお洒落な家で、不潔な感じもしなかったんですけど、実際話したらマジつまんなくて(笑)。よく考えたらそれまでちゃんとした会話したことなかったな、って気づいて(笑)。で、「これちょー面白いから」って『スモーキング・ハイ』だったかな?なんかそんな名前のDVDを見たんですけど、別に全然面白くなくて。ウィードのプッシャーの話みたいな。「うわーどうしよ。つまんない。帰りたい。〇〇(元カレ)なにしてるんだろぅ?」って感じになっちゃったんですけど、今からタクシーに乗って帰るのも虚しいし、とりあえず泊まることにしたんです。で、2時、3時くらいに寝よっか、ってなって一緒に布団に入ったんです。
―――ふつーに寝たの?
いや、一瞬寝るふりしたんですけど、やっぱり手を伸ばしてきて、「だよね」とおもって。
―――だよね。
で、最初にチューするじゃないですか、その時点でマジ下手で。私キスが下手な人マジで無理なんですよ。で、「うわー」って思ったら、セックスの相性も最悪で。ていうか、女友達はいっぱいいるって言ってたけど、遊び慣れてない感じでした。扱い方わかってない感じで、下手すぎて、年上なのになんで??って思うくらい。気持ち良くなる気配がゼロだったんで、「ちょとごめーん、痛ぁーーぃ」っていって途中でやめました(笑)。
―――(笑)やめた!!
で、「もう寝よ〜」って言って無理矢理寝て、朝方帰りました。
―――その後は?
それから、何回かブーティーコールみたいな夜の電話がかかってきてて、嘘ついて断ってたんですけど、3回目の電話くらいで、まあ、会ってみようかな、って思ってまた行くことにしたんです。その時もう夜中で、渋谷で遊んでたんですけど、「行くね」って言って電話を切った直後に、元カレと友達と道でバッタリ会っちゃったんです。「何してんの?カラオケ行こうよ」って誘われて、迷った挙句、結局スケーターをぶっちして元カレたちとカラオケに行きました(笑)。そのあと彼とよりが戻って、それ以来スケーターとは会ってません(笑)。
イラストです
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