”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。会社が第2の我が家な猛者が跋扈する編集部にもたまには”#fucking friday”じゃない金曜がありますが、まぁ野郎のハッピーなエピソードで賄えるのは特殊な人の需要のみ。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。正直言ってうら若き女性の性事情を知りたいと言うゲス極まりない目的もナイわけではありませんが、どんな男性が女子に人気があるのか調査するという崇高な目的もそれなりにあるのでぜひぜひお読みください!
年齢:29歳 職業:OL
出没エリア:新宿、高円寺、渋谷
プロフィール:ヴィジュアルのタイプは浅野忠信。男らしいオラオラ系で、カルチャーネタに強い人に惹かれます。
―――今年の夏の最後の思い出ということで、出会いは花火会場?
隅田川の花火大会の日だったんですけど、出会いは道端じゃなくて、先輩に誘われて行った広いベランダのあるお家でした。そこから花火見ようって20人くらい集まったんで、知らない人もたくさんいました。
―――その中の1人ってことだよね?
そうです。音楽やってる人がたくさんいて、彼もバンド系の音楽業界にいる人でした。私の先輩(女)と知り合いで、ベランダで飲みながら4~5人で輪になって近況報告みたいな事が始まったんで、なんとなくその輪の中で話を聞いてたんです。そしたら最近彼女と別れて傷心中って言ってて、感じの良い人だったし、傷心してるって打ち明けるくらいだから聞いて欲しいんだろうな、って思ったんです。
―――ほうほう。ていうか第一印象で感じ良いって思ったのはどうして?
その日、女子は何人か浴衣着てたんですね。私も着てたんですけど、浴衣姿を褒めてくれたりして…
―――そんなの誰でもするじゃん。
いや、単純に浴衣イイねーとか、浴衣の女子全員まとめてかわいいねーっていうテキトーなやつじゃなくて、浴衣の色とか私の雰囲気とか見て個人的にすごく似合ってるね。って言ってくれる。みたいな。わかります?
―――あー、わかる。普段着ないものを選ぶのも、それを着るのも、それに合わせた髪型にするのとかも、いつもより労力使うもんね。個人的に褒めてもらえたら報われた気持ちになるわ(笑)
そうなんです。あと、私の飲み物とか気にしてくれたり。
―――浴衣だから? 動きづらいから取ってきてあげるよって? なにそいつ。デキる。
そうそう(笑)。それでまんまとガードが降りてたんですよ。そんなイイ人の辛い身の上話、聞いてあげようと思うじゃないですか。それで私はうんうん、って聞いてたんですけど、実は周りの人たち既にその話知ってたみたいで、気づいたらオーディエンス私だけで(笑)。
―――うっかりツーショットになったわけね。
うっかりね。で、私も酔っ払いはじめて…
―――そいつがどんどん酔わせるからね(笑)。
うん、うっかりね(笑)で、花火終わった時点で私相当気分良くなってたんで、今夜はみんなのオールに付き合って朝まで飲ませてもらおうと思ってたんです。自宅が世田谷の方なんで、終電で急いで帰るのとかめんどくさじゃないですか。次の日休みだし、「今日は朝までいまーす。」って先輩にも言ってたんです。そしたら、彼も渋谷の方に住んでるから、帰りは一緒に帰ろうって言われたんです。というか私の先輩に、コイツ俺がとりあえず面倒見るから安心しとけみたいなジェスチャーをしてたんで、周りはもう酔っ払いの私を面倒見てくれるお兄ちゃんみたいに認識してたんだと思います。で、何人か帰ったところで、カラオケ行こうってなって。
―――カラオケエピソード多いな(笑)。それで?
カラオケでね、私は好き勝手歌ってたわけですよ。立ってよろけながら。そんなロマンチックさのかけらもない酔っ払い、大体放っておくじゃないですか。でもその人はなんだかんだしっかり私のお世話をしてくれてて。酔っ払った私に引かない男の人って素敵!って思いました(笑)。しかも、酔いが治まってきた頃にその人が歌ってたんですけど、めっっっっちゃ歌うまくて!
―――バンドマンの飛び道具、歌(笑)。
(笑)それで、やーん、かっこいー!みたいになりながらみんなで朝方までいたんです。そのあとカラオケを出て解散後、2人で駅まで行こうとしたんですけど、始発まで30分くらいあったんですよ。私ものすごい眠くて座り込んでたら、タクシーで帰ろっか。って言われたんです。もう眠いしなんでもいいやと思ってタクシーに乗ったら彼が、「ちょっと寄りたいところあるんだけど、鶯谷って知ってる?」って言ってきたんです。…知ってます?
―――知ってるよ。線路沿いにラブホ街あることでしょ(笑)。
なんだ、有名なんですね。私、地元関東じゃないんで普段遊んでる街以外東京知らないから、もちろん知らないって言ったんです。そしたら彼は、「俺もマジで眠いからとりあえずどっかで休んでから帰らせて」って言ってきたんです。私、その時点で彼のことはいいなと思ってたんですけど、もう本当に眠すぎてタクシーで寝てたんです。そしたら着きましたよって起こされたのが鶯谷でした。
―――それでホテル入ったのね。
それがね、違うんです。その日ホテルが冗談抜きでどこも全部満室で!(笑)絶対10件以上、まわったんです。でもどこにも入れなくて、私は本当に早く布団で眠りたくて、彼の腕につかまってラブホの通りを歩きながら「お願いだから早く入れて~」ってなってました。人生で一番ラブホに入りたいと思った気がします。
―――ラブホ街で「お願いだから早く挿れて」って、外から見たら相当狂った女だね(笑)。
彼にはもはやそう聞こえてたんでしょうね。
―――無意識の誘惑…。あいちゃんヤバいね。で、結局ラブホには?
入ってないんですよ(笑)。全軒まわったと思います。でも全部満室。
―――台東区の地域活性はラブホテルによっても支えられているんですねー。で、結局帰ったんだ。
ええ。別々でタクシーに乗りました(笑)。でも実際彼には良い印象しかないんで、次また会ったらやっちゃうかも…。
―――その際は是非新宿・渋谷・池袋で済ませてください。
多分、アナタのご想像通りですがバンドマン風男性を一応イラストでご紹介。
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総評:バンドマンだし”うた○ろ”あたりで済ませばよかったんちゃうん!?(warpweb編)
今回話を聞いた感じじゃ、イケメンとかキレイめじゃない男性だったので意外と参考になったかも……まぁ得点力には欠けますが。オラついた感じと優しさのギャップ、あと酒の席で一芸披露が勝因と分析します。でも、鶯谷ってなんつーか”プロ”のフィールドだと思っていたのですが気のせいでしょうか? 距離的なものもありますがココは湯島あたりで確実にキメたいところですね。