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【#ff】街ゆくあの子の、ソフトピンクな金曜 #006

”花金”などと言う言葉が死に絶えて久しい昨今ですが、休み前の金曜の夜はいつの時代も楽しさにあふれており、最近の人たちは”#funday friday”とタグ付けしてSNSでリア充アピールするのが流行りなんだとか……。会社が第2の我が家な猛者が跋扈する編集部にもたまには”#fucking friday”じゃない金曜がありますが、まぁ野郎のハッピーなエピソードで賄えるのは特殊な人の需要のみ。そんなワケでこのコーナーでは、一般女性に匿名で登場して頂いて金曜にFuck Feverしてしまったエピソード大公開して貰います。フツーじゃなかなか聞けない話も、女性インタビュアーを立てれば、緊張も警戒心も解けだして、色々なモノが思わずポロリって寸法です。正直言ってうら若き女性の性事情を知りたいと言うゲス極まりない目的もナイわけではありませんが、どんな男性が女子に人気があるのか調査するという崇高な目的もそれなりにあるのでぜひぜひお読みください!

年齢:23歳 職業:服飾雑貨企画部
出没エリア:恵比寿、渋谷、中目黒
プロフィール:大田区在住。頭の回転が速い人。理想は長瀬智也さんだけど、結局好きになるのはイケメンというより何かクセのある顔のひと。


 

―――今回は金曜の一晩で終わらないラブストーリー的なお話を聞かせてくれるとか。

あはは~、一晩で終わらなかったのは確か。

―――じゃあさっそく出会いから教えて。

女友達に誘われて、西麻布のバーに行ったんです。そこの店員さんと友達が知り合いで、「2人とも彼氏いないならあそこのグループと一緒に飲みなよ。」って別の席のお客さんを紹介されたんです。営業とかマネージメント系(?)の仕事してる男の人3人で、私はたまたま彼の隣に座ったんです。グループの中では一番ブサイクっていうか(笑)、イケメンではなかったですね。でもムードメーカーみたいな感じで、ひょうきんで気がきく人って感じでした。話してたら、「今度出張で北海道に行くんだ」って言ってて、北海道の面白そうな話をしてたんですけど、私は行ったことないから楽しそうだなーって聞いてたんです。そしたら「一緒に連れてってあげてもいいよ」って言われて!冗談かなとは思ったんですけど、8歳年上の彼の大人のステータスみたいなのを感じで、連れてってもらえるなら行ってみたい思ったんですよね。

―――ブサイクなのに?

ブサイクを超えるおもしろさがあったんですよ!っていうか別にブサイクじゃないですから(笑)

―――そっか、ごめんごめん(笑)。で、その日は?

解散する前に、せっかく一緒に飲んだ縁だからとりあえず誰かと番号交換しようよってなって、隣に座ってたその彼と番号交換したんです。

―――あ、じゃあその日は出会っただけなんだ。

そうなんです。メンズ同士も仕事のお付合いっぽいクリーンな飲み会でした。家に帰って、ちょっと探ってみようと思って「北海道楽しみにしてますね(笑)」って送ったら、「じゃあ2人で会って旅行の計画立てよう」って言われたんです。

―――旅行じゃなくて出張だろーが。で?

2泊3日で、仕事の合間にどれだけ遊べるかわかんないけどおいでって言われたんで、私はもう「タダで北海道に遊びに行ける」、「大人の男に誘われてる」っていう嬉しさが先走って、ちょー行きたかったんです。でも2泊3日ってことは多分ていうか絶対やらなきゃじゃないですか。私この顔とやれるのかなっていう疑問があって、北海道に行く前に試すべきかなーって。

―――ブサイクじゃん(笑)!で、冒険の前に試乗しようと思ったわけね。

(笑)まあそんな感じです。でも一応北海道のガイドブックとか買って会いに行ったんですよ。恵比寿で待ち合わせて、ご飯のあと、個室しかない会員制のバーに連れて行かれました。

―――もちろん旅行の計画なんて口実だよね。目的はお互い試乗でしょ?

そうです(笑)。わかってましたけど気づかなふりしてました。そのバーも結構広かったんですけど、彼はぴったり私の横に座ってました。ボトル入れてくれたんで、そこで結構酔っ払ったんですよ。そしたら「ホテルでプレステやりながらミーティングしよう」って。

―――プレステには指一本……。

触れてません(笑)。で、実際したら以外とよくて。身長低いのにおっきい!みたいな(笑)。雰囲気作りなのか色々喋ってくるのも、うーん、なんかよかったんですよね。

―――それで心置きなく北海道に行けたのね。

はい!その1週間後くらいに実際行きました。北海道は春先でまだ寒かったんで、手をつないだりくっついたりして、ちょっと付き合ってる風にしてみたんですよね。旅行中は、もはや彼の夜の顔も愛おしく見えてました。

―――じゃあめでたく付き合ってるの?

それがですね、北海道から帰って、私も彼も時間が合わなくてちょっと会えなかったんですけど、その間全然寂しくなくて、あれ?って思ったんですよね。何週間かしてやっと仕事帰りに会うことなったんで、その日はそのまま泊まっちゃおうと思ってたんですけど、向こうも付き合おうとか結局言ってこないし、本気じゃないのがわかってきたんです。でも泊まる気だったんで、結局またしたんですけど、あんなに愛おしいと思ってた彼の顔も言葉責めも、その日には「キモ!!」って感じでした(笑)。北海道に行った時の感覚が全然戻ってこなくて、結局それ以来ですね(笑)。大人のステータスに目がくらんでたんでしょうね。

―――どんだけ北海道行きたかったの(笑)。

今回「お宅の編集長に雰囲気がクリソツ」でしたってインタビュアーに言われてイラスト発注したんですが、インタビュー内でブサイクって連呼してて困惑しております……。関係悪くなったら説明に来てもらいますからね! マジで! そんな訳でイラスト。


illust:Yuya Hashizume

総評:大人の男ってかお金ってことでしょ!? (warpweb編)

一発ヤルのにどんだけ金掛けてんだよ、何なのこの人? 実は石油王とか!? 金掛りすぎてて参考になんねーよ、まぁ写真のチラリと見える胸元に男好きしそうな感じが垣間見えてハッスルしちゃったのも分からないでもないですが……。お金に余裕のある方は隠れ家的なバーでしっぽりキメて、北海道でも海外でも行けばいいと思いますよ。逆に下は何処まで許容して貰えるんですかね、伊豆とか熱海とか……気になります。

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