LIFESTYLE
This Month Theme 食べる量とタイミング
自分の身体が持つ最大限を引き出すのにどんなことを考えながら食べたらいいのかお話します。今回お伝えしたい大切なことは”食べる量”と”タイミング”。何から気を付けたら健康生活を送れるかという話です。
基本的に食べる量はその日に自分の身体が消化/消費できる量が適切な量と考えてください。みなさんが生きる”現代社会”の生活で当たり前とされている”1日3食”という誰かが唱えた概念がひとつ厄介なもので、1日3食食べるのは悪いことではないのですが、健康を考えるとなるとうまく考えながらやらないと食品業界にお金を納め、自分の身体を不調にするという必要のない浪費をすることになります。「晩飯どうしよう?」「今食べとかないと」などなどと1日に3食食べないといけないかのような考え方でお腹が空いてないのに消化できる量を超える食事を口から入れるときもたまにはあると思います。これを何の意識もしないで続けていると後で大きなしっぺ返しが待ってます。というより、自分の体に時限爆弾を仕掛けているようなものと考えてもらって間違いないです。
まず知っていただきたいのが、夜にお腹がいっぱいの状態で寝るのはいろいろなリスクを生じさせるということ。寝ているときに身体はその日の疲労や病気、外傷などを回復させるのですが、もしお腹にものが入っていると、それを消化するのに忙しくなり、回復するという本来の仕事に手がつきません。起きたときに寝たときより疲れているのはそんな理由が大半です。また、その一晩中忙しかった”現場”の元にあるのは腰。起きたときに腰が……。とつま先が遠く感じるのもそのせいです。僕の場合は夜に食べてからすぐ寝ると朝に目覚めが悪く、寝袋から出るのに時間がかかる。夜通しの消化作業がお腹に熱を集めてしまうため、お腹以外が冷めてうずくまって寒くて床から出たくないと思う現象が起きる。それに夜食べて寝ると朝にお腹が空くというパターン。
僕は晩飯の食べ方が健康生活を始めるための鍵だと思っています。お腹3部目くらいで寝ると疲労回復&充電完了。さっぱりと起きれて身体が軽く感じる。目覚めたときの気分がその1日の調子を決めるのに重要だと思っていて、良い目覚めをするのに前の夜の過ごし方が大きく左右すると考えているのです。食べると眠くなるのはお腹に熱や血が集中するから頭の血圧が下がってボーっとしてくる。食べると、眠くなると同時に身体が鈍くなるから僕はスノーボードやサーフィンするときは朝食を好まない。会社に出たときにこんな眠い(集中力が低い)状態で行くのもどうかと思うから、朝食をガッツリとることは勧めないです。朝は身体のエネルギーが1日の中で1番満ちているはずだから、起きるためにコーヒーっていうのも自然に逆らっているようにも感じる。昨晩食べて寝て、朝寒く感じ、ぼーっとしてるからコーヒー飲んで、お腹が空いてるから朝食食べて……。朝食べたから眠いまま出勤して、悪循環での1日の始まり。晩飯を20時前にブロッコリー茹でてそれで済ませて22時ごろに寝て、朝セットしたアラームの時間より先にパッと起きて、快便して、爽快に家を出て出社。同僚の誰よりも体と頭が起きている状態でいれば、自分の調子もそうだが、仕事もはかどるだろう。
理想的なのは朝に自分のフォーミュラジュースやスムージー、コールドプレス、フルーツなど消化するのに身体の負担が少なく必要養分を含むもの少量を入れて、昼の消化活動が活発なタイミングで好きな量食べる。そして夜に早めに少なめに。例えばですが、今。昼500円で夜1000円の人は、ランチに1000円で夜500円に。お金のない僕のような状態の人は昼に500円1食で済ます。これによって出てくる特典が、夜に高額な値段を出さないと食べられない店の味がランチでは安く手軽に楽しめる。ランチ1000円以内でも迷うほどあるチョイスにランチで1500~2000円くらいまで予算を上げると心入って作られた贅沢な味を楽しめるのです。そして夜はメインディッシュ&炭水化物(米パンなど)を抜き、サイドディッシュでことを済ます。例えば焼肉屋に行くことになったら、サラダ、ナムルやキムチ、豆腐チゲで満腹を。居酒屋でもサラダや惣菜、漬物などを食べよう。
では次回は僕自身が作って食べているレシピを紹介します!
(注)ここで書かれていることはすべて体験によって培った自分の意見であり、科学的に証明させてないことや誤りがあるかもしれません。僕の個人的な考えとして読んでもらい、あなたのポジティブな変化のために役立ててもらえることを願ってますので、ご理解の上楽しんでくださいませ。
- リップジンガー profile
世界中を旅し、その場所で出会うヒト・モノ・コトを写真に収めるフォトグラファー。自身もスケーターとしてライディングを続け、常に”理想の滑り”を追求するボーダーマンだ。